「幻のキャベツ」を小学生が収穫体験 「広甘藍」葉の柔らかさと甘みが特徴の伝統野菜 ひとつずつ丁寧に 

12/11(木) 18:18

食べ物の大切さや農業の大変さを感じてもらおうと、呉市の小学生が地元の伝統野菜『広甘藍』の収穫体験を行いました。

葉の柔らかさと甘みが特徴の『広甘藍』。
戦前から栽培されていた伝統的な野菜ですが、一度市場から姿を消したため、『幻のキャベツ』とも言われています。

その広甘藍の収穫にやってきたのは、呉市立明立小学校の4年生30人です。
地元の伝統野菜の栽培から収穫までを行うことで食や農業について考えてもらおうと、今年9月に苗を植えていました。

子どもたちは農家やJAの人と一緒に、広甘藍の根元をナイフで切り落として一つずつ丁寧に収穫していきました。

【体験した小学生】
「かたいし、採るのが大変だった」
Q:どういう料理で食べたい?
「鍋とかに入れたい」

また、収穫したばかりの広甘藍の試食も行われ、子どもたちはその甘さに驚いた様子でした。
12日は、今回収穫した広甘藍の販売体験も行われる予定です。