広陵野球部 暴力行為を加えた部員2人を書類送検 警察が学校側に伝える

12/1(月) 18:50

広陵高校の野球部で今年1月、複数の上級生部員が下級生部員1人に暴力行為を加えた問題で、広島県警は加害者の部員2人を暴行の容疑で書類送検したと、学校側に連絡していたことが分かりました。
広陵高校では今年1月、当時2年生の野球部員4人が、部で禁止されているカップ麺を食べた下級生の部員1人に対し、胸や頬をたたくなどの暴力行為がありました。

下級生は今年3月に転校し、警察に被害届を出していました。

学校によりますと、警察は現在3年生の部員2人を下級生を殴るなどした暴行の疑いで、書類送検したということです。

これを受けて学校側は「被害生徒および保護者には改めてお詫びを申し上げる」としたうえで、「部員については対外試合禁止などの処分をしているので、新しい事実が判明しない限り、新たな処分を重ねて行わない」とコメントしています。

学校では第三者委員会が設置されて調査が進められていますが、県高野連は、調査に進展がないことから春のセンバツに広陵を推薦しないことを決めました。

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