広島市に新たなカキ小屋が期間限定オープン 季節外れのファミリープールに 再整備に向け市民のニーズ把握

12/1(月) 17:19

カキを今年は意外な場所で味わえます。
今後、新たに再整備される広島市のファミリープールで新たなニーズを探ろうと、期間限定のカキ小屋がオープンしました。

例年、冬の期間は入ることができない中央公園ファミリープール。
見慣れた風景を背後に、”季節外れ”の思い出を作ってもらおうとカキ小屋が始まりました。

【高橋記者】
「カキの旨味がジュワーと広がって、おいしいです」

県内では養殖のカキが大量死する問題が起きていますが、このカキ小屋では影響が少ない宮島でとれたカキを使っているということです。
訪れた人は旬を迎えた広島の味覚、殻付きのカキを豪快に味わっていました。

【訪れた人】
「ぷりぷりですごく濃い味。初カキです。今年。美味しいです」

ファミリープールは、老朽化などを理由に来年夏でプールとしての役目を終え、その後、解体されます。
2032年度以降にはプールに加え、年間を通して子供たちや保護者が楽しめる多機能施設に再整備される予定です。

このカキ小屋は、広島市の実証実験として来年3月22日まで実施。

ファミリープールの再整備にあたり、広島市はプール以外にどんなニーズがあるか把握するため、訪れた人にアンケートを実施し、今後に活かしていくということです。