おそるおそるの人、小走りの人、いろいろ…無病息災願い「火渡り神事」広島・宮島 大聖院

11/15(土) 18:05

紅葉シーズンを迎えた広島を代表する観光地「宮島」の寺院では、恒例の秋の火渡り神事が行われ、多くの参拝者で賑わいました。

広島県廿日市市宮島町の大聖院で行われた火渡り神事には、約2000人の信者や観光客などが集まりました。
神事では宮島・弥山山頂の『消えずの火』から移した火を護摩壇に灯しました。
参拝者たちが祈願した約3000本の護摩木が次々に投げ込まれると、あたりは熱気に包まれました。
火はやがて炭火となり、火の粉が残った灰の上を住職を先頭に信者たちも続いて渡り、1年の無病息災を祈願しました。

【火渡りをした人は】
「ご利益いただきました。きょうは外国人も非常に多くてすごく盛り上がってたんで、いい経験になりました」
「初めてです。怖かったけど全然熱くなかったから行けた」

宮島観光協会によりますと、宮島の紅葉の見頃は今月20日ごろがピークだということです。