広島県内の有効求人倍率1.40倍 全国で8番目に高いが2か月連続低下「慢性的な人手不足に変わりなし」

11/5(水) 11:08

仕事を求める人1人に対し、いくつの仕事があるかを示す有効求人倍率は、今年9月は広島県内では「1.40倍」と2か月連続で低下しました。

広島労働局によりますと、県内の今年9月の有効求人倍率は、全国で8番目に高い「1.40倍」で、前の月を0.01ポイント下回り、2か月連続の低下となりました。

有効求人数は、前の月より2.3%少ない5万9913人と2カ月続けて減少しています。

産業別でみると、新規求人数が前の年の同じ時期を下回る業種が多かったものの、大口求人の反動などもあり、労働局は慢性的な人手不足に変わりはないと分析。
その上で県内の雇用情勢について「持ち直しの動きに弱さがみられ、物価上昇などが雇用に与える影響に注意する必要がある」と基調判断を維持しています。