「動物だと思っていた…」高齢女性がはねられた重体ひき逃げ事件 会社員の男(30)逮捕 広島・福山市

8/11(月) 10:51

福山市の県道で高齢女性が車にはねられ重体になっているひき逃げ事件で、出頭してきた30歳の会社員が昨夜、逮捕されました。

警察によりますと過失運転致傷とひき逃げの疑いで逮捕された福山市神辺町の会社員、観音堂誠容疑者(30)は9日夜、福山市神辺町の県道で運転する軽自動車で町内に住む79歳の女性をはね、救護措置を取らずそのまま逃走した疑いが持たれています。女性は病院への搬送時、意識不明の重体でした。

観音堂容疑者は10日、警察署に出頭し、「車が壊れていた」という趣旨の説明をしていましたが、警察は車の損傷状況などから容疑が固まったとして10日夜、逮捕しました。

警察の取り調べに対して観音堂容疑者は「動物だと思っていたので分かりません」と容疑を否認しています。

現場は片側1車線の直線道路で警察は当時の状況などを詳しく調べています。