広島に原爆投下から80年 被爆者の平均年齢は86歳を超え 10万人を下回る 

8/6(水) 06:36

広島市の平和公園からお伝えします。
広島はきょう原爆投下から80年を迎えました。
今年の平和記念式典には過去最も多い120の国と地域の代表が参列予定です。
原爆慰霊碑には明け方から多くの人が訪れ祈りを捧げています。

入市被爆した96歳の祖母と一緒に手を合わせていた40代の男性に話を伺うと、「祖母はだんだん会話が難しくなってきている。残りの限られた時間でもっと話を聞き出して自分の子供たちに伝えていきたい」と話してくれました。

ことし被爆者の平均年齢は86歳を超えて、被爆者の数は初めて10万人を下回り、被爆体験の継承が大きな課題となっています。

平和記念式典は、このあと午前8時から行われます。