路面電車 新広島駅ビル2階乗り入れまであと1カ月 広島駅~的場町ルート廃線 鉄道ファンはさみしさも
7/3(木) 18:45
広島電鉄の路面電車が駅ビル2階に乗り入れる駅前大橋ルートの開業まであと1カ月。
大きな注目が集まる一方、現在の広島駅から的場町までのルートは惜しまれながら廃線となります。
大きな注目が集まる一方、現在の広島駅から的場町までのルートは惜しまれながら廃線となります。
<映像提供:広島電鉄>
大部分の工事が完了し、運転の習熟や設備の不具合がないかなど連日、試運転が続けられている広島電鉄の駅前大橋ルート。
大部分の工事が完了し、運転の習熟や設備の不具合がないかなど連日、試運転が続けられている広島電鉄の駅前大橋ルート。
日本で初めてJRの駅ビルに路面電車が乗り入れるとあって『熱い視線』が注がれる一方、開業と同時に廃線となるルートもあります。
一方、開業と同時に廃線となるルートもあります。
【鉄道ファンは】
「この路線は昔から乗ってきた路線なので、新線開業の嬉しさもあるぶん、一抹の寂しさもある」
Q:複雑な思い?
「ただどうしても橋のところが道路が狭いので交通状況をみると致し方ないかなと思う」
【鉄道ファンは】
「この路線は昔から乗ってきた路線なので、新線開業の嬉しさもあるぶん、一抹の寂しさもある」
Q:複雑な思い?
「ただどうしても橋のところが道路が狭いので交通状況をみると致し方ないかなと思う」
【猿猴橋町電停の利用客は】
Q:週に1回使う利用客にとって廃線はどう?
「ちょっと(目的地まで)遠くはなるが、道とかが狭いので新しくなるのはいい。特にそこの橋が1車線なのか2車線なのかわからない幅になっているので、あそこが今後、線路を撤廃して、2車線になるのであれば嬉しい」
広島駅を発着する全ての路面電車が通るこの区間。
猿猴橋町電停の付近は車と信号による影響でラッシュ時には広島駅に入る電車の行列ができやすい場所でした。
【鈴木記者】
「猿猴橋町電停の前です。この場所もあと1か月で廃線になるということで、またその先どのような空間にしていくのか、まさにいま検討が進んでいます」
広島市や地元町内会などは廃線区間について再整備に関する勉強会を2022年冬から開催してきました。
Q:週に1回使う利用客にとって廃線はどう?
「ちょっと(目的地まで)遠くはなるが、道とかが狭いので新しくなるのはいい。特にそこの橋が1車線なのか2車線なのかわからない幅になっているので、あそこが今後、線路を撤廃して、2車線になるのであれば嬉しい」
広島駅を発着する全ての路面電車が通るこの区間。
猿猴橋町電停の付近は車と信号による影響でラッシュ時には広島駅に入る電車の行列ができやすい場所でした。
【鈴木記者】
「猿猴橋町電停の前です。この場所もあと1か月で廃線になるということで、またその先どのような空間にしていくのか、まさにいま検討が進んでいます」
広島市や地元町内会などは廃線区間について再整備に関する勉強会を2022年冬から開催してきました。
廃線後、レールがあった中央部には2車線の車道を設けさらに、歩道の幅も広がります、現在、車が走っている部分には「賑わい空間」と呼ばれるベンチや植栽などが置ける自由度の高い空間を整備する方針です。
また、猿猴橋町電停の歴史を伝える解説板やレールのモニュメントなどを設置する案も出ています。
このほか、回遊性の向上などを目指すため、来年春に完成が予定されている市内中心部の循環ルートもできます。
また、猿猴橋町電停の歴史を伝える解説板やレールのモニュメントなどを設置する案も出ています。
このほか、回遊性の向上などを目指すため、来年春に完成が予定されている市内中心部の循環ルートもできます。
駅前大橋ルート開業後から工事を行うため完成までの期間は「的場町」と「段原一丁目」の電停は利用できなくなります。
歴史的なスタートまであと1カ月です。
歴史的なスタートまであと1カ月です。