島根・隠岐の島で特別な体験 窯のフタ作りからはじめる本格ピザ 伝統調味料こじょうゆ味噌が具材に合う!

7/2(水) 20:00

「ひろしま満点ママ!!」おすすめグルメを紹介するコーナー。
今回は、広島を離れ、おとなり島根から、隠岐の島でしか味わえない特別な一品です。

梶谷羽奈アナウンサーが訪れたのは、島根県隠岐諸島の海士町(あまちょう)。
観光スポットが多い場所として知られています。
早速、待ち合わせ場所に向かうと。
(梶谷アナ)
「こんにち」
(隠岐しぜんむら 福田貴之さん)
「こんにちは、お久しぶりです」

今回、案内してくれるのは「隠岐しぜんむら」の福田さんです。

(梶谷アナ)
「今回、聞いている口コミは手作り〇〇なんですけど、ちょっと何かまだわかってなくて」

(隠岐しぜんむら 福田貴之さん)
「なるほどですね。それちょっとまだ秘密なんで・・・。景色がすごく綺麗だということで、ちょっと夕焼けを見に行こうかなと思いますので」
(梶谷アナ)
「ロマンチックですね」
(隠岐しぜんむら 福田貴之さん)
「それでは、あちらの方・・・お願いします」

夕焼けを見にとっておきのスポットへ向かったのですが…。

  <あいにくの雨>

(隠岐しぜんむら 福田貴之さん)
「晴れていたら綺麗な場所なんです」

晴れていたらこんなに綺麗な夕焼けが楽しめるそうです。

続いて梶谷アナが向かったのは歴史を感じる手作り体験ができるという場所です。

<口コミ情報>
《隠岐ジオパーク推進機構 錦織春樹さん「約300万年の歴史を手づくり〇〇で感じる》

(隠岐しぜんむら 福田貴之さん)
「こちらの材料を使ってあるものを作っていただきます」
(梶谷アナ)
「この薄い丸い生地に・・・」
(隠岐しぜんむら 福田貴之さん)
「はい」
(梶谷アナ)
「この具材はピザですよね」
(隠岐しぜんむら 福田貴之さん)
「よくわかりました」
(梶谷アナ)
「いやいや、結構大半の人が多分わかってる」

こちらで人気なのがピザ作り体験!隠岐の食材をふんだんに使ったピザを作ることができるんです。それだけではなく・・・!

(隠岐しぜんむら 福田貴之さん)
「ピザ窯から作っていただこうと思います」

ピザ窯の蓋を作る貴重な体験もできます。
使うのはこちらの赤い土。
実はこの土に隠岐の歴史が隠されているそうで…。

(隠岐しぜんむら 福田貴之さん)
「島前3島のものは、1回の噴火で大きなカルデラってものができてますけど、それ以外にも実は小さな噴火っていうのが起きてるんですね。小さな噴火、300万年ぐらい前ですね」
(梶谷アナ)
「この土とかも300万年前の」
(隠岐しぜんむら 福田貴之さん)
「噴火で出てきてできたものが、砕けて砕けて、ちっちゃくなって、こういう状態になってます」
(梶谷アナ)
「すごい。なんか運命の遭遇みたいな感じですよね、不思議な気持ち」

隠岐の島は火山島。
土の色が赤いのは、鉄分を多く含む溶岩が300万年もの間、空気にふれ酸化したからなんです。
そんな貴重な土を使ったピザ窯作り早速スタートです!

<梶谷アナが石の敷き詰めに挑戦するも…重い!>

まずは、土台となる石を敷き詰めます。
そして、隠岐の土を水で濡らして粘土を作ります。

(梶谷アナ)
「すごいすごい。粒が細かいからすぐ水と合わさって泥になっていきますね」

土台となる石の上に粘土を敷き詰め、窯が高温になるよう密閉します。
およそ20分の作業で蓋が完成!続いては、隠岐の食材を使ったピザを作っていきます!

中でも気になるのがこちらの茶色いソース・・・
ピザソースは海士町の伝統調味料こじょうゆ味噌。
生地の上にたっぷり塗っていきます。

隠岐ならではの食材「シマメイカ」や「ハチク」をのせ、先ほど作ったピザ窯へ!300万年の歴史を持つ土を使って作ったピザの出来栄えは?

溶岩の放射熱で焼いたピザがついに完成。
おいしそうな焼き色ですね。
そのお味は?

(梶谷アナ)
「おいしい!口いっぱいに海士町の恵みが広がります。ピザ生地に味噌のコクと甘辛い感じが合って、ものすごく美味しいです。頑張って作ったピザ窯で焼くオリジナルピザは格別に美味しいです」
(隠岐しぜんむら 福田貴之さん)
「ちょっと体験からこの海士町を知るっていうことができるときっかけになればなってこの体験を作っておりますので、ぜひ食と学びをここからスタートしていただければと思います」