中国高校陸上 100m女子は松本真奈選手(皆実) 男子は渡邊陸喜選手(国際学院)優勝 県勢が活躍

6/23(月) 17:44

陸上です。
インターハイの最終予選となる中国高校陸上が行われ、広島県勢が活躍しました。

21日に行われた女子100メートル広島県大会で優勝した松本真奈選手(広島皆実)が、決勝に進出しました。
ライバルは去年のインターハイで2位の前田さくら選手(鳥取敬愛)。
スタートは横一線でしたが、松本選手は得意の中盤から後半にかけて一気に加速します。
ライバルが横に見えて少しあせったというものの、最後までリードを守りトップでフィニッシュ。インターハイ出場を決めました。

【松本真奈選手(広島皆実)】
「ずっと中学校の時から勝てなかった前田さくらさんに勝つことができて、しかも地元で勝つことができてとても嬉しいです。地元でインターハイがあるので、本当に優勝を目指して頑張ります」

男子は県内のライバル対決。
県大会で優勝争いをした渡邊陸喜選手(広島国際学院)と荒谷匠人選手(近大東広島)が決勝に進出しました。
県大会では2位に甘んじた紫のユニホーム渡邊選手ですが、中盤で力強い走りを見せ荒谷選手をリードします。
このまま、渡邊選手がトップでフィニッシュ。大会新記録でこの大会連覇を成し遂げました。

【渡邊陸喜選手(広島国際学院)】
「正直(荒谷くんに)勝てると思ってなかったので、勝ててとても嬉しいです。(インターハイで)決勝で1位をとりたいと思います」

22日行われた女子100メートルハードルでは神辺旭の竹堂ゆうみ選手が決勝に進出しました。
準決勝で自己ベストの13秒台のタイムを記録した竹堂選手、決勝では大会新記録を狙います。大会記録には100分の2秒及ばなかったものの、トップでフィニッシュ。インターハイ出場を決めました。

【竹堂ゆうみ選手(神辺旭)】
「(インターハイで)地元なのでとりあえず決勝に残って表彰台に立つことが目標です」

男子200メートル決勝には、崇徳の岩崎倭人選手が進出しました。
スタートはずっと不得意だったという岩崎選手、最後の直線に入って持ち前の後半の強さを発揮します。
ゴール直前で逆転した岩崎選手が、そのままトップでフィニッシュ見事初優勝を飾りました。

【岩崎倭人選手(崇徳)】
「中国地区の大会で決勝進出や上位に食い込んだりしたことがなかったので、初めての体験で嬉しくて優勝の実感がないです。小学校からずっとここで走ってきたので、慣れとかもあると思いますので、インターハイでも優勝できるように頑張ります」