宮島 包ヶ浦自然公園の利活用 廿日市市が専任組織立ち上げへ 集中して対応 広島

6/11(水) 17:44

宮島の包ヶ浦自然公園の利活用計画をめぐり廿日市市は計画を円滑に進めるため、専任の組織を立ち上げる方針を明らかにしました。

【廿日市市・村上雅信 副市長】
「専任の組織を早期に立ち上げて引き続き、横断的ということは変わりませんが、集中して対応する体制をこれからつくって参りたい」

廿日市市議会の一般質問で11日、村上副市長は、市が計画する宮島の東側の包ヶ浦自然公園の利活用策について、専任組織を立ち上げる方針を示しました。

専任組織は兼任の職員を含め10人程度で発足し、公園に生息する希少生物の調査や整備方針の検討などにあたります。

公園の利活用を巡っては当初、高級宿泊施設の誘致を掲げましたが、「自然破壊を招く」などと反対する住民も多く、キャンプ場なども含めた案に修正。6月議会に関連の補正予算案が提案されています。

市は補正予算案の成立後速やかに専任組織を立ち上げたいとしています。