【そろばん】ミリ単位の速さで計算スピードアップへ 4度目の全国大会へ挑む中川航希くん

6/4(水) 16:00

広島県内の夢や目標に向かって頑張る子どもたちを応援する夢キラリ。今回は、今年4月に行われた令和7年度 広島県選抜珠算競技大会の選手権の部 個人総合競技で小中学生最優秀賞に輝き、全国大会出場を決めた、福原珠算教室所属 中川航希くん(中学2年生)にインタビューしました。

―今回の大会を振り返ってどうですか?―

個人総合競技は乗算・除算・見取算・乗暗算・除暗算・見取暗算の6種目があって、その合計点が高い人が優勝となります。得点は1500満点中1350点でした。見取暗算がすごく良くできたけど、除算がいつもは満点なのに何問か落としてしまったので、そこがちょっと悔しいです。

―全国大会に向けてどんなことに取り組んでいますか?―

暗算はそろばんよりも計算スピードが速いから、いま暗算の桁幅をのばす練習をしています。満点競技になると1問のミスも許されないから、そろばんで見直しをして間違いがないか探す方が良いのかなと思います。そろばんと暗算を問題ごとに使い分けて解く事ができるので、そうした方が絶対に良いと思います。目標は、全国で50位以内に入る事です。

―常に心にとどめている夢キラめく言葉はありますか?―

「一珠入魂」で、僕がそろばんを始めた時から教えていただいていた福原静子先生からの言葉です。「ひとつひとつの珠を正確に丁寧に弾くといいよ」というアドバイスをいただいて、心の中でお守りのように大事にしています。日頃の練習から、正確に弾く事を意識して努力しました。常に大会で勝てるような事を教えてくださったり、生徒の事を一番に考えてくれていたので、とても優しい先生です。

―将来の夢について教えてください―

全国大会で1位になって、子どもたちに「こんなにそろばんって楽しいんだよ」っていう事を伝えていきたいです。

夢キラリは毎週月曜日よる8時54分から放送しています。