宮島包ヶ浦自然公園利活用 廿日市市が事業者公募を表明 4日に住民説明会開催
6/3(火) 17:41
宮島の包ヶ浦自然公園の利活用をめぐって、廿日市市は事業者を公募する手続きに入る考えを示しました。
【廿日市市・松本太郎 市長】
「未だ一定数の反対や不安の声があることは承知していますが、これまで説明してきた通り6月議会で関連する補正予算を上程したいと考えています」
3日の廿日市市議会で松本太郎市長はこのように述べ、事業者を公募する手続きを進める方針を明らかにしました。
【廿日市市・松本太郎 市長】
「未だ一定数の反対や不安の声があることは承知していますが、これまで説明してきた通り6月議会で関連する補正予算を上程したいと考えています」
3日の廿日市市議会で松本太郎市長はこのように述べ、事業者を公募する手続きを進める方針を明らかにしました。
島の東側に位置する包ヶ浦自然公園の利活用をめぐって、市は、高級宿泊施設を誘致し主に海外からの富裕層を呼び込む構想を掲げてきましたが、地元住民からは「自然破壊を招く」「公園が旅行者だけのものになる」などといった反対の声があがり署名活動に発展しています。
市と住民らは話し合いを重ね今年2月、市は高級宿泊施設の一択に限らずキャンプ場など「野営場」も公募の対象に広げる修正案を示していました。
市と住民らは話し合いを重ね今年2月、市は高級宿泊施設の一択に限らずキャンプ場など「野営場」も公募の対象に広げる修正案を示していました。
市は今月市議会に提案する補正予算案に公園の現状を把握するための調査費などを盛り込み、来年度から公募に向けた具体的な手続きに入りたいとしています。
4日、宮島では住民向けの説明会が開かれます。
4日、宮島では住民向けの説明会が開かれます。