広島 平和宣言  広島の復興の歩みや被爆証言など盛り込む 懇談会で意見交換

5/19(月) 19:17

8月6日の平和記念式典で広島市長が読み上げる平和宣言についての懇談会が開かれ、原爆投下からの広島復興への歩みを伝えるといった、意見が交わされました。

2回目の懇談会には広島市の松井市長を座長に被爆者や学識経験者が出席。
前回の懇談会で議題にあがった若者への発信を強化するといった意見をもとに意見交換が行われました。

【広島市・松井一実市長】
「NPTの議論の中で非人道性という文言がおこらなかったという状況にあるので、政府への訴えとともに広島だったらこうするということを何らかの形で言ってもらうといいのではないかという意見がありました」

このほか原爆投下から80年が経ち被爆の実相をより訴えるために、原爆投下から広島の復興の歩みを時系列で説明するほか被爆証言を盛り込む必要があるといった意見が出ました。

7月に開かれる3回目の懇談会で最終案が提示されるということです。