「虐待ばれるの怖かった」長男(3)に食事与えず心肺停止にさせた疑いの母・祖父 病院連れて行かず 広島
5/9(金) 10:00
衰弱した3歳の長男に、十分な食事を与えないなどして心肺停止にさせた疑いで広島市南区の祖父と母親が逮捕された事件で、2人が「虐待がばれるのが怖くて病院に連れて行かなかった」という趣旨の供述をしている事がわかりました。
9日朝、送検された、祖父の熊谷和弘容疑者(52)と母親の瞳容疑者(26)は、去年10月上旬ごろから今年1月下旬の間に、衰弱した3歳の長男に十分な食事を与えなかったうえ、医療機関も受診させず、心肺停止に陥らせて低酸素脳症にさせた疑いがもたれています。
警察の調べに対し2人は、「間違いありません」と容疑を認めています。また2人は、「虐待がばれるのが怖くて病院に連れて行かなかった」という趣旨の供述をしていることが、新たにわかりました。
警察の調べに対し2人は、「間違いありません」と容疑を認めています。また2人は、「虐待がばれるのが怖くて病院に連れて行かなかった」という趣旨の供述をしていることが、新たにわかりました。
2人は、長男の腕などに粘着テープで巻き付けて拘束した罪ですでに起訴されていて、先月の初公判で検察は、祖父が「長男が食べ物を投げた時やかんしゃくを起こした時にご飯を食べさせなかったことがあった」と供述していたことを明らかにしていました。