『恋乃葉の恋するバス散歩』広電バスの旅 ついに湯来温泉に到着 足湯でゆったり「ああ~疲れが吹き飛ぶ」

3/21(金) 20:00

広島出身のタレント塚本恋乃葉さんとお届けしています、『恋乃葉の恋するバス散歩』。
広電バス湯来線の沿線を旅してはや5回目。
今回ついに湯来温泉の足湯にゴールします。

それでは大畑バス停から発車オーライ!

【塚本恋乃葉さん・河野アナ】
「おいしい。ミルク感たっぷり」

前回は地元の牛乳を使ったミルクジャムを作るお店で、名物半どらを取材し、ゴールの湯来ロッジまで残り20駅。
チャンスカードで30面体のサイコロをゲットし、期待値マーックスでサイコロを振るも…

<30面体サイコロ振って>

「えっと、これは?」
「置いただけです」

そんな主張が通るわけもなく、とその時…

【お店のスタッフ・塚本恋乃葉さん・河野アナ】
「バスが2分後に来てしまう」
「あ、急げ。急げ!ありがとうございました。ちょっとバス急いでいってきます」
「行ってらっしゃい」
「あと2分。あー、過酷だな。過酷だ」

走って走って、1時間に1本しかないバスにギリギリ間に合い、無事に乗ることができました。
しかし、サイコロの結果通り、わずか2駅で下車しなくてはいけません。

【塚本恋乃葉さん・河野アナ】
「はい、バス停着きました」
「大森。一瞬でしたバスもうー」
「あっという間です」
「次」
「1時間後、3時24分。でも、その前にですよ、恋乃葉さん。何か取材をしなければいけません」
「何かあるかな?」

とりあえず、ゴールの湯来ロッジを目指して前進!その道中、近くの住宅街の一角にカフェがあるという情報をゲットし、さっそく向かいます!

【塚本恋乃葉さん・河野アナ】
「結構な坂!」
「すごいなこれ」
「はぁ。はぁ。はぁ」
「ふっふふふっ」
「この状態でも笑っている…」
「だって綺麗なんですもん。綺麗!」
「確かに綺麗だね」
「山が」
「綺麗だけど…」
「あ!あれ?あそこかな」
「ぽい。ちょっと暗い?あ!クローズと書いてある」
「あー!ここまで登ってきて。うわー、がっくし」
「ええー、行きたかった」

気を取り直して、もう1つ、目星をつけていた場所へと向かいます。

【アトリエ吉野 吉野順子さん・塚本恋乃葉さん・河野アナ】
「あれ?人がいらっしゃいますよ」
「どこ?おっ、本当だ。こんにちは。あと…アトリエ吉野さんですか?ここは」
「はい」
「今日、やってますか?」
「はい」
「ああ、やったー」
「雪の中、湯来を歩いています」
「ふふふ」
「あ、テレビの撮影なんです」
「はあはあ」
「すぐそこのバス停で降りて、どこかで取材しないとまたバスに乗っていけなくって」
「はあはあ。どうぞどうぞ」
「え?いいですか」
「ありがとうございます」
「え?今日、本当に営業されてたんですか?」
「ここに住んでるから」
「あ、そうなんですね」
「失礼します」
「お邪魔します、本当にたくさんですね」
「これ、私じゃないんです。娘」
「娘さんが作家さんなんですか?」
「はい」

アトリエ吉野は、順子さんの娘、綾さんが近くの工房で作る陶器の器や置物を販売しています。
作品はシンプルなデザインが中心で、そのフォルムや色使いから可愛らしさがにじみ出ていますよね?

【アトリエ吉野 吉野順子さん・塚本恋乃葉さん・河野アナ】
「あのー、割とここらのカップ。使いやすいなと思ってます」
「フォルムかわいい」
「これこれ。名前つけて『ポッティー』って呼んでるんですけど」
「ポッティ―!」
「可愛い感じ」
「ポッティ―ですね、これ」
「でも珍しいですね。ちょっとぽちゃっとした感じ」
「うんうん」
「これ…」
「あ、カエルだ」
「これなんですか?」
「あ、これね。印鑑入れなんですけどね」
「玄関とかに置いて」
「そうそうそうそう」
「あ、ハート持ってる」
「本当だ」
「かわいい。カエルが好きなんですか?綾さんは」
「いや、そういうわけでもないんだけど、野菜を自分で作ってるんですよ。そしたら畑にトウモロコシがあって、とうもろこしの間にカエルがいるのを見つけて。
『すごくかわいいから』作品にするって言ってね。
あそこにあるのが最初に作ったカエルなんですよ。
あれを作ってたら、お琴をする人は『琴を持っているカエルを作ってほしい』とか、バイオリンをしている人は『バイオリンを持たせてほしい』とか、いろんなこと言われて。
いろいろ作るようになって。
で、ちょっとこういう風にハートを持ったのを作ったりとか」
「なんか生活の一部がその作品になるのってすごいいいですね」
「ほんとだね」
「ちょっと感動がないと作品作るきっかけにならないかったりするよね」
「わあ、買って帰ろう。どこかに旅行行くと、絶対私、買って帰るんですよ」
「ああ、そうなんですか?」
「はい。毎回食べる時にちょっとこう…」
「あー、思い出がよみがえって」
「思い出も、そう思い出せるし。なんか料理にその思い出が乗っかる感じがして、好きなのですよね。いいこと言った?」
「ははははは」

無事取材を終え、これが最後となるか?運命のサイコロタイムです。

【塚本恋乃葉さん・河野アナ・ディレクター】
「あと18です」
「はい」
「ゴールに行きたい」
「行きたいですね。もう次こそ」

<チャンスカード引いて>

「×3」
「6じゃないと(着かない)」
「あー、(もう一枚のチャンスカードは)×4だった」
「あー6、6、6!6、6!」
「いきます!」

<サイコロを何回も転がし6が出て>

「やー!」
「いや、ちょっとちょっとひどくないですか?」

<最初から仕切り直して×4のチャンスカードひいて>

「よし!」
「5か6か(でゴール)」
「はい、いきます!」
「5か6!」
「出ろ出ろ出ろ!あー!」

<サイコロ4が出て>

「でも、近い近い」
「本当ですか?」
「歩いてもいけるかもしれない」

サイコロ4の4倍、北谷バス停から16駅前進して…

【塚本恋乃葉さん・河野アナ・運転者さん】
「これだ。これ、これ」
「次、止まります♪」
「よし、もうゴールは目前」

終点の2駅手前の上田布バス停で下車します。

【塚本恋乃葉さん・河野アナ】
「えー、すごっ!川とこのなんか山!」
「すごい景色だね」
「五日市駅らへんから見えた山ですかね」
「あ、やまびこ結構あるんじゃない?」
「ヤッホー!そうでもないです。ただのヤッホーって叫んだ人です」

歩道に積もる雪をかき分け、進むこと300m…

【塚本恋乃葉さん・河野アナ】
「湯来温泉」
「広島の奥座敷。湯来温泉」
「雪がまたいい感じに…」
「積もってるね、もうちょっと」
「もうちょっと」

ついに湯来温泉街に入って、ラストスパートです。

【塚本恋乃葉さん・河野アナ・ディレクター】
「なんか、いい絵だよここ。提灯もあって。うわーすごいすごい。キレイキレイ」

<恋乃葉さんの写真を撮って>

「あー、かわいい!」
「何をやってんの?」

雪景色の温泉街を楽しみながら、ようやく…

【塚本恋乃葉さん・河野アナ】
「ここですね、湯来ロッジ!やっと着いたー湯来ロッジ前」
「イエーイ!お疲れ様です。ゴールしました」
「何時、今?5時まで足湯に入れる」
「今…4時16分」

もう皆さん、忘れていると思いますが、今回のバス散歩はゴールすると足湯に入れるご褒美付きだったんです。

【塚本恋乃葉さん・河野アナ】
「はー、あったかい。あったかいー」
「はー!ちょうどいい。せーの」
「あー!めっちゃ幸せ、あったかい」
「あったかいねー。あー、気持ちいいー」
「はー、景色もいいし」
「雪だねー」
「雪を見ながら、でも本当に疲れ吹き飛びますね。出られないこれ、絶対!」
「どうでしたか、今日は?」
「楽しかった。でも、雪テンション上がって。おはぎ屋でまず優しい方に出会って。
車に乗って、まさかの。そして、おいしいどら焼きを頂いて、アトリエを見せて頂いて…ここか!良い一日でした。感謝ですね」
「感謝ですね」
「皆さん本当にありがとうございました」

<スタジオ>
【河野アナ】
『恋乃葉の恋するバス散歩』今回が最終回となります。ご協力頂いた皆様、本当にありがとうございました。
4月からは塚本恋乃葉さんと「ひろしま満点ママ!!」のMC棚田徹さんの新コーナーが始まります。ご期待下さい。