包丁を見せて店員を脅し現金奪う 福山スーパー強盗事件 初公判 29歳の男 金に困り仲間を誘って犯行

5/7(火) 17:56

去年12月、福山市のスーパーで包丁を見せて店員を脅し、現金を奪って逃走した強盗など罪に問われている29歳の男の初公判で、男が金に困り仲間を誘って犯行に及んだことが明らかになりました。

起訴状などによりますと福山市今津町の作業員・徳田 正二郎被告(29)はすでに逮捕・起訴されているトレンティノ・ハロルド・カルデロン被告と共謀して、去年12月、福山市瀬戸町のスーパーで店員に包丁をつきつけて脅し、現金およそ52万円を奪い取った罪に問われています。

7日、広島地裁福山支部で開かれた初公判で、徳田被告は「間違いないです」と起訴内容を認めました。

冒頭陳述で検察は被告は金に困り知人から借金をして生活していて、借金の返済を催促されトレンティノ被告を強盗に誘ったと指摘しました。

また犯行前に「ほかの客が出るのを待っていなくなった後、店員を脅し現金を奪った」としました。

一方、弁護側は「被害弁償はするつもりだ」としました。
次回の裁判は来月7日に開かれます。