自動車メーカーのマツダの昨年度の世界販売台数はアメリカやヨーロッパで好調なことから６年ぶりに前の年度を上回りました。

マツダによりますと昨年度の世界全体での販売台数は、ＣＸ－５が好調なことなどから前の年度より１１．８％増え、１２４万６６８台となりました。
前の年度を上回ったのは６年ぶりです。

中でもＣＸ－９０を投入したアメリカが、前の年度より２４．６％増え３７万５０７３台と過去最高となりました。

国内生産は７９万９０６６台と２年連続で増加しています。

一方、ＣＸ－６０の新型車としての効果が落ち着き、国内販売は１５万９９７７台と前の年度より２．８％減り、２年ぶりの減少となっています。

また、マツダはＥＶ＝電気自動車の開発を進めるにあたり、人材が足りていないとして、今年度の技術系のキャリア採用を昨年度の２倍以上となる３０７人を採用する計画であることを明らかにしました。