鳥インフル発生の養鶏業者が破産申請へ 8万羽を殺処分 湯崎知事「残念に思う」

4/23(火) 17:45

先月、鳥インフルエンザが発生した北広島町の養鶏業者が破産申請の準備に入ったことがわかりました。

破産申請の準備に入ったのは北広島町の養鶏業者、石本農場です。
東京商工リサーチ広島支社によりますと石本農場は1961年に設立され、半世紀以上にわたり養鶏業や鶏卵業を営んできました。

近年の売り上げは3億円台で推移していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大により業績が悪化。先月には経営する養鶏場で高病原性の鳥インフルエンザが発生し、およそ8万羽の鶏を殺処分せざるを得なくなり、資金繰りがひっ迫していたということです。

負債総額は調査中ですが石本農場は近く、広島地裁に自己破産を申し立てる予定だということです。

【湯崎知事】
「残念に思います。そういった影響を避けるためにも、予防措置をとっていくように今後もしていきたい」