2024年4月17日(水)
- 【素朴な疑問シリーズ】Q.何度もヒューヒュー、ゼーゼーするのは喘息ですか?
- ヒューヒュー、ゼーゼーをくり返す、風邪をひいた後に咳が長引く時はぜん息の症状かもしれません。こうした症状が見られた場合には、いったん症状が治っていても、医療機関を受診しましょう。
2024年3月21日(木)
- 【素朴な疑問シリーズ】Q.バレエの練習で、アキレス腱の奥が痛いようです。
- ●「足関節後方インピンジメント症候群」と 呼ばれています。 クラシックバレ工でpointe姿勢を取った時、サッ力一でインステップキックやシュートをした時など、スポーツ中に足関節を強く底屈させた時に足関節後方に痛みを生じることが特徴です。スポーツ活動により徐々に痛みが強くなる場合が比較的多いのですが、捻挫などの外傷がきっかけになって発症することもあります。
2024年2月14日(水)
- 【素朴な疑問シリーズ】Q.サッカーの練習で、股関節が痛いようです。
- ●「鼠径部痛症候群」(グロインペイン症候群)と 呼ばれています。 足首の捻挫、下肢の打撲や肉離れ、腰痛などの何らかの原因で可動性、安定性、協調性に問題が生じたまま、無理をしてプレーを続けると、体幹から股関節周辺の機能障害が生じやすくなります。また、片足で立ってキツクを多くするサツ力一の動作そのものが発症の誘因になります。他の競技に比べてサツ力一選手での発生が多くみられ、 いったんかかると治癒には時間がかかることが多いです。ランニングや起き上がり、キツク動作で鼠径部やその周辺のいろいろな所に痛みが出現します。
2024年1月17日(水)
- 【素朴な疑問シリーズ】Q.ランニングのし過ぎで、膝が痛いようです。
- ●「膝の使い過ぎ症候群」と呼ばれています。 ランニングやジャンプを長時間繰り返し行うことによって膝に痛みが生じてきます。靭帯や腱が骨につくところでは、筋肉のはたらきによるストレスが集中しやすく、組織の小さな損傷が生じます(①②③)。また、靭帯が骨のすぐ上を通るところでは、膝の曲げ伸ばしによって靭帯と骨の摩擦が生じて炎症の原因になります(④)。