行きたがリーノ IKITAGARINO

毎週土曜日よる6時30分~

過去の放送内容2019.03.02 OA

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#215 アポなし鍋づくり@田島・横島

「広島の人ともっと触れ合いたい!」という今回の行きたがリーノさんはニュージーランド出身のルイスさん。今回は瀬戸内の島へ行きました!田島・横島でルイスさんに鍋の食材を集めてもらいます!自分で交渉してもらい、集まった食材で鍋を作ります!

まず訪れたのは福山市の沖合にある田島。新鮮な魚介類が豊富に獲れる、漁業が盛んな島です。訪れた日は休日。この日は漁に出ない日で食材は無いそうです。海岸沿いをひたすら歩いていても、人がなかなかいません。その後も良い手がかりが見つからず…。やっと見つけたお店の中を見てみても、店員さんが見当たらず…これにはルイスさんの顔にも焦りの色が。すると、その時!桟橋を渡るとまさに今、帰ってきたばかりの漁船が。なんと休みだと思っていた先ほど覗いたお店、マルコ水産の方でした。この田島、実は広島最大の海苔の生産地!この島ならではの生海苔をたっぷりいただきました。

すると、ルイスさん、帰り際に別のお仕事をしている漁師さんが気になったようで…牡蠣を育てる準備をしているということを聞き、「牡蠣ください」とお願い!マルコ水産の兼田さんのご厚意により、大海原へ出航!ルイスさん、漁船に乗るのは人生で初めてだそうです。瀬戸内の穏やかな海に揺られること10分。早速、海から牡蠣を引き揚げてもらいます。生海苔も牡蠣も頂いたのですが、兼田さん、本当に親切な方でした。この日、島で唯一漁に出てらっしゃる兼田さんの知り合いにお魚を頂けることに。冬が旬の高級魚、ウマヅラハギを二匹も。田島の皆さんからたくさんの優しさを頂いたルイスさん。

次は橋を渡ってお隣の横島へ向かいます。実はこの橋、恋愛の聖地でもあるんです。タイに似た田島とヒラメに似た横島。キスをする唇にあたるのがちょうどこの橋なんです。こちら国内でも珍しい漁師さんによる浜売り。捕れたての新鮮なお魚が手に入ると大人気のイベントなんです。一緒に鍋をしてくれる肩をこの場所で探すことに。たくさんの人に声をかけますが、一緒に鍋をしてくれる人を探すのはさすがにハードルが高かったようです。そのとき浜売りにいた漁師さんが最初に訪れた田島にいる知り合いを紹介してくださいました。

急いで田島に戻り教えてもらったお宅へ向かいます。テレレという喫茶店。画家のご主人が営むお洒落な喫茶店でした。ご主人自慢の自家菜園があると聞き、行ってみると白菜とネギがありました。こちらも頂いてやっと鍋作り!気づけば食材を探し続けて7時間。朝から食材探しをスタートし大勢の親切な方々にいただいた食材。果たしてどんな鍋が出来上がるのでしょうか。出来上がった鍋を喫茶店のご主人といただきました。行きたがリーノさん、田島・横島のみなさん、スタッフまでも心温まるおもてなしとなりました。