行きたがリーノ IKITAGARINO

毎週土曜日よる6時30分~

過去の放送内容2015.11.07 OA

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#75 スウェーデン人 おいしいお米が食べたい!

前回に引き続き、今回の行きたがリーノさんはスウェーデン出身のオーサさん。おにぎりが大好きで、オーサさんの描く漫画におにぎりがよく登場します。コンビニのおにぎりの開け方が分からないまま半年間が経った様子などが描かれているんです。初めて開け方が分かった時はすごく感動したそうですよ。
そんなお米が大好きなオーサさんを乗せ、行きたがリーノ号が向かった場所は広島の米どころ庄原市。オーサさんと柴田は、お米作りをアイガモ農法でやられている藤本農園を訪ねました。すると、ちょうど稲刈りの真っ最中との事、早速田んぼの稲刈りさせてもらいました!もちろんオーサさん、稲刈りは初体験で鎌を握ることも初めてです。鎌を使った稲刈りを覚えたオーサさんに、次はコンバインという稲刈り機の運転に挑戦しました。コンバインは、田んぼなどの私有地の運転には免許がいらず、車の免許を持っていないオーサさんでも運転することができるんですよ。最初は不安だった運転もすぐに慣れ、とても楽しそうにコンバインを運転していました。そして藤本さんは広大な田んぼを見守るのに、あるハイテクな機械を使っていると、無人航空機「ドローン」を見せてくれました。ドローンを目の前で見せてもらった二人はテンションが上がりまくり!ドローンでも確認しながらお米の成長を見守られているんですね。
とここで、藤本さんが急きょお昼ご飯をお重にいれて準備してくれました!蓋をあけると真っ白で大きな塩むすびがたくさん!お腹も空いていたオーサさんと柴田は大喜び。おいしくいただきました。
さらに藤本さんのお家の周りで秋のおいしい食材を収穫させてもらうことに。まずはサツマイモ掘り。サツマイモを掘ることも初めての体験です。オーサさんの頭ほどの立派なサイズがいっぱい採れましたよ。その他にも柚やむかご、栗など、畑から裏山まででたくさん食材を採らせていただきました。収穫し、調理を始める前に、まずはご飯のおいしい炊き方を藤本さんに教えてもらいました。お米農家さんから教えてもらえるなんて貴重です。始めに、冷水でお米のゴミを取り除き、お米が給水しない内にすぐに水を捨てます。そして次に使う水は通常の水道水でOK。2回ほど研いで余分な糠を取り除きます。これを守ればおいしいご飯を炊くことができるんです。今回は、羽釜で炊きますよ!先ほど採れたむかごと、皮をむいて半分に切った栗を入れ、味付けは塩だけ。これを、お米のもみ殻を燃料にして、40分程炊いていきます。さらにご飯だけではなく、豪華な秋の味覚鍋や焼き芋も作りました。その焼き芋も、もみ殻を燃やして焼いていきます。実はもみ殻、少しずつ温度が上がりながら燃えていくので、サツマイモにゆっくり火が通り、甘い焼き芋になるんだそうですよ。
ご飯も炊けたところでいよいよ試食!みんなで秋の味覚をお腹いっぱい楽しみました。オーサさん、初めての体験だらけで思い出に残る一日を過ごすことができました。