今週の釣りごろつられごろは、ファミリーや初心者でも楽しめる波止釣りをご紹介します。
昨今では、一部の釣り人のマナーの悪さから釣りが禁止される波止が増えてきました。その釣り場を守るためにも今回は、国内のチヌの研究の第一人者である広島大学大学院・海野徹也教授が、波止釣りの注意事項やマナーも紹介してくれます。
釣り場は、広島県江田島市の鹿川港。サビキ釣りからフカセ釣りまでいろいろな釣り方で様々な魚種が狙える好釣り場です。
この日は、若い女性初心者2人がサビキ釣りで、ウマヅラハギ釣りに挑戦。エサ盗り名人なだけに釣れるか心配されましたが、ベテラン釣り師から指導を受けたおかげで、開始直後から見事にウマヅラハギを釣り上げます。初めて自力で魚を釣っただけに、2人は大喜び。
早くも釣りの楽しさを実感した様子です。
一方、ベテラン組3人はフカセ釣りでチヌ狙い。冬のチヌは食い渋りで釣るのが難しく、しかも良型が望めません。さらにスズメダイなどのエサ盗りが厄介でした。そんな中、なんとか一人の釣り人が24センチのチヌを釣り上げます。型は小さいですが、初心者の女性2人がチヌが釣れた様子を見て大喜び。一気に釣り場に和やかな雰囲気が広がります。
その後は、コンスタントにウマヅラハギにチヌ、マダイも釣れ、最後は釣り場を掃除して釣り終了。改めて波止釣りの楽しみ方を学ばせてもらえる釣りとなりました。