【てつたま】約6年ぶりに復活!貴婦人C57 あふれるロマン!SLやまぐち号に乗車 山口

9/30(水) 19:00

【野川諭生アナウンサー】
「てつたま」です。
今回は、みんな大好き、SLやまぐち号の話題です。長期入院していた、あのヒロインが帰ってきました!

【野川アナ】
「山口県小郡駅へとやってまいりました。
・・・違いますね。
かつて小郡駅という名前でしたが、2003年からは新山口駅となっています。
駅名を改め、そこからもうすでに20年以上経っているわけです。
そんな新山口駅、今日は、ある報道関係者向けの試乗会にお招きいただいています。
大人気の観光列車、SLやまぐち号、ついに「あのヒロイン」が帰ってくるということで、その試乗会です。
今からウキウキが止まりませんが、かなりメディアの数も多いですから、たくさん味わって皆さんと分かち合いたいと思います。それでは試乗会へ出発進行!」

復活の貴婦人・C57がけん引するSLやまぐち号は、通常と同じ運行ダイヤで走ります。
私、SLやまぐち号は記念すべき初乗車。この回送列車が我々の乗る特別列車です。
機関車が後ろ向きに客車を押して、逆機でホームへ入線してきました。

【野川アナ】
――(入線中)何もリポートしなかったですね。
「いやもう、圧倒されましてね。だいぶ昔ですが、『何も言えねえ』というやつですね。
目の前に貴婦人、「大物女優」がいらっしゃいますが、熱がここまで伝わってきて、帰ってきたんだなと。
(車両の前に移動して)
お美しい~
ナンバープレートもピッカピカに磨き上げられ、ついにこの時がやってきましたね。
一挙手、一投足に見入ってしまう…」

【野川アナ】
「やはり圧倒的な存在感。プレートを見てください。
(京都の)梅小路での長期入院を経て、帰ってきたよ、という証も見えますね。
SL界の吉永小百合さん、劇的なカムバックです」

貴婦人も出発に向けて、蒸気を蓄え、試乗会の準備は万端整いました。
私も客車へ乗り込みます。

――SLやまぐち号C57新山口駅出発の汽笛――

【野川アナ】
「(汽笛が)染み渡ります。
お!ゆっくりと機関車の牽引、『クッ』と引っ張られる感覚で今、動き出しました。
お見送りに来た子どもたちもいますね。行ってきます。
いやあ、ついに帰ってきたんですね。SLやまぐち号にC57が。
しっかり駅でお見送りをする方もいますね」

SLやまぐち号は、新山口駅と島根県の津和野駅を結ぶ観光列車です。
全長約63キロの沿線には、のどかで美しい景色が広がり、2時間の鉄道の旅を楽しめます。

【野川アナ】
「新山口は、出発してすぐのところに、車両がたくさんあり楽しいんです。
窓の外、流れゆくこの白い煙もいいじゃないですか。
この客車は、(2017年に)新しく作られた客車。
往時の雰囲気をいろんなところから感じられつつも、エアコンも完備されている。さらにはコンセントもついているということで、私たちが今乗っても、懐かしさを味わいながら、いま必要なものもしっかりと備わっているという車両ですね。
沿線で手を振ってらっしゃる方もいます。
みんな手を振っていますよ。
ご家族で。あ、子どもたちも。
やはり、山口線の主演女優なんだな、という感じがしますね」

新山口駅を出発して30分ほど。SLやまぐち号はのどかな風景が広がる山あいを駆け抜けます。

車窓からは、山口線らしい自然豊かな風景を楽しむことができ、日本の原風景を走る蒸気機関車をカメラに収めようと、沿線にはたくさんの鉄ちゃんが集まっていましたよ。

試乗会では客車内を見学する時間も用意され、2017年に製造されたこの客車は、あの!ブルーリボン賞を獲得しているんです。

特にグリーン車の1号車は、予約が始まると、下り列車は即完売する人気の座席です。

【野川アナ】
「グリーン車ですね、大人気の1号車です。
座席幅もそうですし、この足元の広さもまた、特筆すべきものがあると思いますね。
足を前に伸ばしても全くつかないですから。やっぱり特別な部屋なんだなと」

この1号車の形式記号はオロテとありますが、オは客車、ロは以前もありましたよね、イ、ロ、ハのロで2等車、つまり、グリーン車。
では「テ」は何でしょうか?この映像の中にも映っています。

正解は  「展望車!」

【野川アナ】
「お!うわぁー。
これはいいですね。
展望車、デッキからの眺めですね」

下り列車の展望デッキはグリーン券を持っている人しか入ることができません。
晴れた日には、心地よい風と蒸気機関車ならではの匂いや音を感じながら、SLの旅を全身で味わうひと時が過ごせます。

【野川アナ】
「先ほど峠を越えました。そこが分水嶺だったということで、いま、我々は日本海の方向に向かって下っています。
篠目駅に着きました。あのレンガの建物、給水塔だと思います。

もうしばらくトンネルがないということなので、ぜひ新鮮な空気をたっぷり取り込んでくださいという、粋なアナウンスもありました。

いやあ、でもここは格別ですね、なんともね。
難易度は非常に高いですが、ぜひグリーン券をゲットして、このデッキでこの空気を味わいたいですね」