「猛烈な暑さで活動がさらに過酷に」熊本地震の発生直後に被災地入りした医師 医療現場の現状を語る 広島

8/5(水) 07:00

オンライン会見を開いたのは神石高原町に本部を置く国際NGO、ピースウィンズ・ジャパンの稲葉基高医師です。

【稲葉基高医師】
「今は食料をどういうふうに定期的に確保するかと。避難所の環境を良くしていくというところ、まさにongoingでやっているフェーズだと」

発生当日の深夜から今月2日にかけて、爆発事故のあったイオンモール熊本で救助された人の容体の確認や避難所での診察などにあたりました。

特に、停電が解消されない中、自宅で体調を崩した人の診察では暑さが大きな影響を及ぼしているといいます。

【稲葉基高医師】
「患者さんに体温を測ると熱があったんですけれども。周囲の気温の変化による高体温なのか、それとも感染症などによる高体温なのか、その辺の見極めというのがなかなか難しいような状況はありました」

被災者の避難生活の長期化が予想される中、継続した支援が必要だと訴えます。

【稲葉基高医師】
「中長期、こう避難所で過ごす上で、起きてくる健康被害とか、あとは心のケアみたいなものとか、そういうところをしっかりケアしていく体制というのが必要になるというふうに思いますね」

「断水ですので、水が使えないというところで、トイレの問題、それから体の清潔を保つ、そういうところというのはかなり支援がこれからも入っていく必要があるというふうに思っています」