体調の変化、気になりませんか…?『薬膳』『ヨモギ』…、「自然のチカラ」で「内側からケア」を! 広島

5/14(木) 18:43

日々の暮らしを少しでも豊かにしたい、そんな『ひと工夫』にフォーカスするコーナー「チョイたし!」。
さて、今回は…。
5月に入って「季節の変わり目」、体調の変化など「悩み」を抱えている方も多いのではないでしょうか。
TSSライクの公式インスタグラムで皆さんのお悩みを聞いてみたところ、「暑い」「気温差で体がだるい」「寝不足」といった声が聞かれました。
そんな体の変化が気になる時期、『内側からケア』に注目です。

「自然界がジメジメしていたら人間の体もジメジメしてくるので、水はけをよくしないといけない。これがうまくいかないとむくみやすくなる」
広島市内のクッキングスタジオに集まった女性たち…。
彼女たちが学ぶのは「薬膳」です。
【薬膳研究家 大坪律子さん】
「薬膳は必ずテーマが必要です。季節に合わせるのか、自分の体質、体調に合わせるのか。あとは年齢」
今回はシーズンより一足早く『梅雨』がテーマです。
【薬膳研究家 大坪律子さん】
「梅雨の時期は脾とか胃が弱りやすい時期なので、これを元気にしてあげる食べ物を補ってあげるのがいいのが特徴」
使うのはキャベツ、キュウリやじゃがいもに、鶏胸肉など、どれもスーパーなどで買えるものです。
【生徒(歴1年2カ月)】
Q:通う前と後で薬膳のイメージは変わった?
「薬膳は生薬を使って難しいものをつくるのかなと思っていたんですけど、そうではなくて、家にある、冷蔵庫にある食材で簡単にできるのが一番のメリット」

今回はどんな料理を作っていくのでしょうか…?
まずはスープ作りです。
【薬膳研究家 大坪律子さん】
「ツナとあとコーンの缶詰めですね。梅雨の時期はとうもろこしもすごくオススメ。豆乳を加えるんですけどぐらぐらさせない。温度差が固まる原因の1つなんです。いったん火を止めましょう。そして豆乳を加えていきます。豆乳を投入…」
次は、サラダです。
ドレッシングも身近な調味料で作ります。
【薬膳研究家 大坪律子さん】
「今日は粒マスタードも入れます。粒マスタードって、ソーセージ食べるのに買って余ったりしていないですか?こういった風にドレッシングにしていただくといいかなと」

いよいよ、実践です。
【薬膳研究家 大坪律子さん】
「三等分、オッケー、ばっちり!重ならないように(鶏を)並べてください。7分でいけるかも弱火で」
この日の献立は、野菜たっぷりの豆乳スープやゴマとみそのソースを合わせた蒸し鶏。
そしてジャガイモと豆のサラダに、ハトムギごはんです。

【生徒】
Q:どんな味わい?
「鶏胸肉がしっとりしていて、おいしいです」
薬膳料理は『家庭で簡単に』作れるものばかり。
無理なく日々の献立に取り入れられるのも、魅力です。
【生徒(歴3年)】
「習う前までは梅雨はジメジメするなとか、暑い夏が来るなとかそういうふうに思っていたけど、今は、この食材はどうなのかなとか、この時期に何を食べたらいいかなと考えるようになったので、そういう意味では楽しく過ごせている」
この料理教室は女性限定で、『むくみ』や『不眠』『更年期』などといった様々なテーマを扱います。

【薬膳研究家 大坪律子さん】
Q:薬膳の一番の魅力は?
「まず自分の体を見直して整えることができる。人間の体は食べたものでできているので、食べるものを自分に合うものを選んでもらうとそれだけで病気を治すまではいかないが、病気になりにくくすることはできると思う。薬膳は言い換えると『バランス栄養学』とも言えるんですね。できれば緑・赤・黄・白・黒の5色を入れるように、一食では無理でも一日とか数日かけて摂るところから始めていただけたらと思います」

標高700mに位置する神石高原町の豊松地区。
【神石高原町民(80代)】
「いま草をとっていますね」
Q:これは何の収穫?
「これはヨモギ」
Q:育てている?
「育てていない!生えとる!自然に!」

5年前からこの地で始まったのが「よもぎ茶」の製造・販売。
過疎化が急速に進む地域に、雇用と流通・にぎわいを創出したいと立ち上げられた事業で、仕掛け人は、広島市から生まれ育った神石高原町にUターンした男性です。
【神石高原蓬堂 赤木剛志 社長】
「空気が全く違うので都会とは。緑の鮮やかさが全然違う」

こだわりは神石高原町の大自然に自生しているヨモギをそのままお茶にすること。
原材料となる「よもぎ」は、地域住民が手摘みしたものを100グラム100円で買い取り、空き家を有効活用した作業所で乾燥・焙煎。
丁寧に商品化していきます。
【ヨモギを売りに来た地域住民(80代)】
「お金になるんじゃけ…ヨモギが…」
Q:驚き?
「そうよ…ヨモギがお金になる…草じゃけね…

各地に自生し、古くから食べたり傷口に塗ったりと様々な用途で利用されてきた「ヨモギ」。
『デトックス効果』などがあるとされ、近年は女性を中心に「よもぎ蒸し」も人気で、全国のサロンの数もこの3年間でおよそ1.8倍に急増しています。

そうした中で神石高原町の「よもぎ茶」も…。
【神石高原蓬堂 赤木剛志 社長】
「最近はエステサロンに加えて、よもぎ蒸しサロン、オーガニックの商品を取り扱っている専門店とかとの取引が増えてきた」
美容や健康に特化したインフルエンサーからの大口注文も入るなど、よもぎニーズの高まりを感じているといいます。
幅広い効能をもつとされ、『ハーブの女王』とも呼ばれるヨモギに目を向けてみてはいかがでしょうか?