広島大学旧理学館「知の拠点」事業 工事完成が5年遅れ 費用も129億円に倍増

2/26(木) 11:16

被爆建物である広島大学旧理学部1号館を平和に関する「知の拠点」として整備する広島市の事業をめぐり、完成が予定より5年遅れ費用も倍増することが明らかになりました。

広島市中区にある広島大学旧理学部1号館は、被爆建物としての保存と平和に関する研究拠点としての整備が計画されています。

広島市が明らかにした完成図では、可能な限り現在の姿に近い形での保存を前提に、増築部分は別の時代として区別するデザインです。
1階は、市民が利用できる会議室などが設けられ、2階には「広島大学平和センター」と「広島市立大学平和研究所」が移転し、研究や教育の機能を集約します。

一方で、建物の劣化が進んでいて、強度などの安全対策や資材高騰に伴い工事費は、当初の63億円から129億円あまりに倍増、完成は5年遅れて2034年度末となる見込みです。