国際ジャーナリスト モーリー・ロバートソンさん(63)亡くなる 広島で育ちヒロシマの役割を語る

2/2(月) 19:00

広島にルーツをもつ、国際ジャーナリスト、モーリー・ロバートソンさんが先月29日、食道がんのため亡くなりました。
63歳でした。

モーリーさんはアメリカ人の父と日本人の母のもと、1963年にアメリカで生まれ、5歳から中学までを広島で過ごしました。

【モーリー・ロバートソンさん】
「日本語をちゃんと勉強しようとか、漢字の読み書きができるようになりたいとかそういう強い願いを持ったのは、ちゃんと広島に着地していたからではないかと思う」

父・トーマスさんが医師としてABCC、現在の放射線影響研究所で被爆者の調査にあたっていたことから、幼いころに「原爆」を認識したというモーリーさん。

2023年に広島で開催されたG7サミットではTSSの特別番組にゲストとして出演。被爆地・ヒロシマの役割について語りました。

【モーリー・ロバートソンさん】
「原爆の歴史や平和の大切さやそこをもっと深堀しようという意思が世界の人たちに発信される、広がるということが大事です。要は人類の成長を促す町、ヒロシマという存在がこれからも非常に大切になっていくと思います」

ヒロシマの視点とアメリカの視点を兼ね備え、鋭く、時にユーモアを交えながら世界の課題と向き合ったモーリーさん。
被爆80年を迎えたヒロシマで残したメッセージは・・・

【モーリー・ロバートソンさん】
「希望はすぐそこにある。オプティミズム。楽観していいというメッセージです。広島で意識をもった若い人たちがどんどん増えていって証言をされる被爆者から話を聞いてメッセージを伝えようという意欲があるので、この人たちは十分にバトンをもって走れると思っています。頑張ってください」