【広島あの日のきょう】「シュモー会館」移設(2012年)原爆で家を失った市民を支援 シュモー氏を偲ぶ

1/27(火) 17:52

テレビ新広島放送50年の歴史の中からあの日のニュースを振り返ります。
今から14年前の2012年1月27日、原爆で家を失った市民のために尽力したアメリカの平和活動家が建てた集会所が移転することになり、その工事が始まりました。

アメリカの平和活動家フロイド・シュモー氏は広島・長崎への原爆投下に心を痛め、1949年に来日。住まいを失った広島の人々のために広島市内にあわせて21戸の住宅や集会所を作りました。

この集会所「シュモー会館」はシュモー氏が建てた現存する最後の建物でしたが、広島南道路の整備に伴い移設することになりました。

この日、始まった移設工事は曳家=建物を壊さず、およそ40メートル先にそのまま移動させる工法で行われました。

移設された集会所は原爆資料館の付属展示施設「シュモーハウス」として、現在も被爆後の広島に寄せられた海外からのさまざまな支援を紹介、展示しています。

【広島市平和推進部・石田芳文担当課長(当時)】
「海外からいただいた支援、それから絆といったものの大切さ、そういったものを、この施設を通じて皆さんに感じ取っていただければ、よろしいかなと思っています」


(メモ)
「シュモーハウス」 広島市中区江波二本松1-2-43

平和運動に尽力したシュモー氏は、、1983年に広島市から特別名誉市民の称号を贈られたほか、ノーベル平和賞の候補にも3度なったということです。