大人も子どもも 世代を超えて再び!『平成女児ブーム』 シール求めて朝から行列 広島

1/22(木) 19:01

特集です。
さて、みなさん、「平成女児」という言葉、一度は耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
私も平成女児、の1人なんですが…!平成で流行ったものが、世代を超えていま再び、人気を集めています。

新語・流行語大賞去年の新語・流行語大賞にもノミネートされた「平成女児」。
平成イメージ1990年代後半から2000年代初頭に子ども時代を過ごした女性を指す言葉です。
平成でブームとなったものが、令和の今、再び大流行しているんです。
それは、県内でも…!

【岡野キャスター】
「平成に一世を風靡した『たまごっち』
私もこどものころよく遊んでいましたが、今進化を続けていて広島市内のおもちゃ売り場では品切れとなっています」

1996年に発売が始まり社会現象にもなった「たまごっち」。
去年7月に最新型が発売されると再び大人気に…!

【おもちゃのあおきゆめタウン広島店・道寄友輔 店長】
「うちの系列店舗、どこも入荷即完売という状態。定期的に新シリーズが出ていてどれもそれなりに人気があったんですけど、ここまではねたのは近年みないですね」

ショッピングモールの雑貨店前にできた長い列…。
他にも、平成のあの時代に夢中になった“あるもの”が大盛況です。
視線の先にあるのは…“シール”です。
こちらの店舗では混乱を避けるためにオープン前から整理券を配布。
中には朝4時前から並んだという人も…いまや、シール人気はとどまるところを知らず、入荷と同時に即完売状態です。

【シールを買った子ども】
「めちゃくちゃ嬉しいです」

Q:きょうは何時から並んだ?
「午前6時半です」
Q:早起き頑張ったかいがありましたね!
「はい!」

宝物はシール!という小学4年生の女の子は、たまごっちのシールを無事にゲットしました。去年の11月から集め始め、持っているシール帳はなんと、10冊以上だといいます。
そんなシールブームの中、行われていたのが…

【岡野キャスター】
「そのショッピングモールでもシール交換会が行われています。見てくださいこちら、予約枠満席となっています。子どもたちの真剣なやりとりが続いています」
子どもたちがお互いのシール帳を交換し合って、相手のシールから気になるものを選んでいきます。

【小学校4年生】
「楽しかった!」
【母親は】
「(シールを)買いに一緒に行ったりとか、お店にない時はネットで探しています」
Q:シール交換が流行る前は何をして遊んでいた?
「スマホのゲームとかスイッチとか。通信ゲームは無限にやってしまったり、知らない人とつながったりするのが不安だったんですけど、対面で遊べるのが安心です」

中にはリュックいっぱいにシール帳を持ってきていた子どもも…

【小学1年生】
「いろんな人と会って、いろんな知らないシールが見られて楽しかった」
Q:一番お気に入りのシールは?
「ラブブのおしりシール」
【母親は(平成4年生まれ)】
Q:お母さんもなつかしさがある?
「なつかしくて楽しくなりますね」
Q:子どもたちの遊びのきっかけにもなっていますよね。
「公園に持っていって、知らない子とシール交換して、そこから友達がたくさんできて、おにごっこをしたり、いろんな遊びにもつながるから友達をつくるツールとしてはいいなと思います」

大人のシール交換。人気の秘密はコミュニケーションツールにうってつけなところ。
そして、令和時代に特徴的なのは、子どもだけではなく大人も、夢中なことです。
<参加者のやり取り>
Q:メゾピアノじゃないですか?
「メゾピアノはアツいですよ!レート高いです!」
「どうぞ!」
「ありがとうございます!」

去年の5月ごろからシールを集め始めたというこちらの平成女児。

【参加者(平成9年生まれ)】
「TikTokを見ていて、若い子たちがいろんなシールを集めているのを見たのがきっかけで、なつかしいなと思って(始めた)」

Q:なつかしいキャラクターも登場しているが…
「これなつかしいね、と同世代と話したりとか話題の1つにもなるし、そういうのも魅力かもしれませんね」
Q:SNSでつながる時代に、会話をしながらはどう?
「手紙を書いたり、直接コミュニケーションをとる場がなくなる中でのこのイベントはいいイベントだと思いますね。幸せな空間です」

【多山文具ゆめタウン広島店・三浦 航 店長】
「家族や友人だけでなくシールを好きな方同士の新しいつながりを提供できる場をつくりたいと思い、開催しています」
Q:やっぱり人気なのはあのシール?
あのシールですね、『ボンボンドロップシール』ですね。

いま、特に入手困難となっているのが、立体的なかたちが特徴の『ボンボンドロップシール』です。
このシールを製造するメーカーは…

【クーリア広報担当・岡村和昌さん】
「反響がすごくて、出荷枚数はシリーズ累計1000万枚を超え、生産数は前年同時期比で300倍ほどを製造しています」

シールの製造枚数は “平成のシールブーム”をはるかに超えているということです。

【クーリア社長室・倉掛誠一さん】
「いま全社挙げて増産体制をとっております」
Q:全力集中?
【クーリア社長室・倉掛誠一さん】
「もう全力集中でございます」

このブームの背景について、専門家は…

【世代・トレンド評論家 牛窪 恵さん】
「家庭や社会や身近な友達とかのリアル・対面のコミュニケーションを深める場になるので、自己表現とか友達はこういうことを考えているのだということを、シールをきっかけに話題が広がるところはいろんな意味で特に異世代に広がる」

おさまる気配のない平成ブーム…まだまだ、続きそうです。

≪スタジオ≫
【岡野キャスター】
こちら、スタジオにもシール帳を用意しました。そして、たまごっちです。
私と同じ平成女児で、TSSのスポーツディレクターの私物なんです。
すごい量ですよね…。ディレクターには及びませんが、私も年末年始、姪っ子が始めていたのをきっかけに、また始めました!シールを見ると、私が小さい頃に交換していた友人との楽しい思い出が蘇ってきましたし、可愛い!懐かしい!と共感し合えるシールがあれば、初めましての人とも会話が弾む、自然と仲良くなれる力がシールにはあるのかもしれないと感じました。
加藤さんは、子どもの頃、どんなおもちゃで遊んでいましたか?

【加藤キャスター】
プラモとかベイブレードやってました。
【岡野キャスター】
取材した「おもちゃのあおき」では定期的にベイブレードの大会を開いていて、子どもだけでなくお父さんたちもかなりの熱が入っているそうですよ。
SNSで簡単につながれる時代だからこそ、こういったアナログの場が求められているかもしれませんね。
ここまで、特集をお伝えしました。