「シン・マリホ水族館」の物語が始まる オープンまで1週間 準備に奮闘するスタッフに密着 広島
11/24(月) 20:00
オープンまで1週間あまりとなった「シン・マリホ水族館」新たなスタートに向けて奮闘するスタッフたちの姿に密着しました。
「20年間ご愛顧いただきましてありがとうございました」
去年12月に閉館した広島市西区の商業施設「広島マリーナホップ」。
それに伴い「マリホ水族館」も惜しまれながらその歴史に幕を下ろしました。
「20年間ご愛顧いただきましてありがとうございました」
去年12月に閉館した広島市西区の商業施設「広島マリーナホップ」。
それに伴い「マリホ水族館」も惜しまれながらその歴史に幕を下ろしました。
しかし、その4カ月後…
【シン・マリホ水族館 宇井賢二郎館長】
「物語は終わりませんでした。マリホ水族館は”シン・マリホ水族館”としてアルパークに移転します」
アルパーク東棟の3階に、「シン・マリホ水族館」として再出発することが発表されました。
展示面積は以前の水族館のおよそ2倍でコンセプトは「一滴の水から始まる物語」。
川や海はもちろん、陸の生き物までおよそ200種類1500匹を展示。
新しい物語の始まりに多くの期待が集まります。
【シン・マリホ水族館 宇井賢二郎館長】
「物語は終わりませんでした。マリホ水族館は”シン・マリホ水族館”としてアルパークに移転します」
アルパーク東棟の3階に、「シン・マリホ水族館」として再出発することが発表されました。
展示面積は以前の水族館のおよそ2倍でコンセプトは「一滴の水から始まる物語」。
川や海はもちろん、陸の生き物までおよそ200種類1500匹を展示。
新しい物語の始まりに多くの期待が集まります。
今年9月、オープンへの準備が始まった水族館を訪れました。
【辰已アナ】
「このように水族館らしい丸い窓もありますけれども、全体の雰囲気をつくっている青というのは、以前のマリホ水族館にあわせて採用しているそうです。こちららがメインの水槽ということで3面ありますが、一体、どんな魚が入るのでしょうか」
着々と準備が進むなかこの日、新しい水族館の象徴ともいえる水槽が設置されることに…
【辰已アナ】
「午後8時半を過ぎてお店も閉まって非常にがらんとしているんですけども、お客さんのいない時間にしか運べないというのがあちらの水槽です。1番大きな水槽で、エレベーターでは運べないということで、この時間に今から手作業で運び込んでいきます」
搬入されたのは幅およそ3メートルの水族館のメイン水槽です。
慎重に作業が進められていきますが、設置には大きな課題もあったといいます。
【辰已アナ】
「このように水族館らしい丸い窓もありますけれども、全体の雰囲気をつくっている青というのは、以前のマリホ水族館にあわせて採用しているそうです。こちららがメインの水槽ということで3面ありますが、一体、どんな魚が入るのでしょうか」
着々と準備が進むなかこの日、新しい水族館の象徴ともいえる水槽が設置されることに…
【辰已アナ】
「午後8時半を過ぎてお店も閉まって非常にがらんとしているんですけども、お客さんのいない時間にしか運べないというのがあちらの水槽です。1番大きな水槽で、エレベーターでは運べないということで、この時間に今から手作業で運び込んでいきます」
搬入されたのは幅およそ3メートルの水族館のメイン水槽です。
慎重に作業が進められていきますが、設置には大きな課題もあったといいます。
【シン・マリホ水族館 宇井賢二郎館長】
Q:今回はビルの中に入るというところで、難しさはあるのか?
「当然あります。フロア自体の耐荷重、重さ制限というのもありますので、大きな水槽は置けません。耐荷重に耐えられる水槽を計算して設計して水槽をならべてこういうつくりにしているので、そういった調整が大変だったというのはありますね。水槽は小さくなっていますから。前のマリホのよかった世界観をつくりだしたうえでプラス新たな試みもいろいろしたい」
作業は夜遅くまで続きました。
オープンまで1か月ほどとなった10月下旬。
魚たちが次々と運びこまれてきました。
「元気、よし」
Q:今回はビルの中に入るというところで、難しさはあるのか?
「当然あります。フロア自体の耐荷重、重さ制限というのもありますので、大きな水槽は置けません。耐荷重に耐えられる水槽を計算して設計して水槽をならべてこういうつくりにしているので、そういった調整が大変だったというのはありますね。水槽は小さくなっていますから。前のマリホのよかった世界観をつくりだしたうえでプラス新たな試みもいろいろしたい」
作業は夜遅くまで続きました。
オープンまで1か月ほどとなった10月下旬。
魚たちが次々と運びこまれてきました。
「元気、よし」
また、別の日、館内に運び込まれてきた大きな荷物…
スタッフたちが組み立てていたのは”大きな木のオブジェ”です。
【辰已アナ】
「新しい展示スペースの一角に用意されているこちら、大きな大きな幹の部分に、枝が取り付けられています。上からのぞくと平らになっているんですね。もしかしたらここにも何か展示物が置かれるのかもしれません」
そして、オープンまであと1週間あまりとなった22日。
メインの水槽には、広島県の天然記念物で絶滅の危機にある「ゴギ」が泳ぐ姿が。
谷を流れる川“渓流”をイメージして作られた水槽は、広島の自然を多くの人に知ってほしいという願いが込められています。
そして、あの木のオブジェには陸の生き物も展示されています。
【シン・マリホ水族館 宇井賢二郎館長】
「水が生み出すものといえば当然川や海があるんですけども、水が大地にしみ込めばその水から植物が育ちます。いろんな環境を生み出しますから、そこにいる生き物たちをみなさんに知ってもらう、それを伝えられる水族館にしたい」
スタッフたちが組み立てていたのは”大きな木のオブジェ”です。
【辰已アナ】
「新しい展示スペースの一角に用意されているこちら、大きな大きな幹の部分に、枝が取り付けられています。上からのぞくと平らになっているんですね。もしかしたらここにも何か展示物が置かれるのかもしれません」
そして、オープンまであと1週間あまりとなった22日。
メインの水槽には、広島県の天然記念物で絶滅の危機にある「ゴギ」が泳ぐ姿が。
谷を流れる川“渓流”をイメージして作られた水槽は、広島の自然を多くの人に知ってほしいという願いが込められています。
そして、あの木のオブジェには陸の生き物も展示されています。
【シン・マリホ水族館 宇井賢二郎館長】
「水が生み出すものといえば当然川や海があるんですけども、水が大地にしみ込めばその水から植物が育ちます。いろんな環境を生み出しますから、そこにいる生き物たちをみなさんに知ってもらう、それを伝えられる水族館にしたい」
オープンの準備がいよいよ大詰めを迎える中…
【飼育員】
「袋のまま一旦水槽に入れて水合わせを行っています。いきなり違うところの水に入れてしまうと魚がびっくりしてしまうので、大体(水の温度が)同じくらいになってから水槽に入れる流れです」
館長も加わりスタッフと作業を進めます。
水槽に入ったのは「ヨツメウオ」。
水中と水の上を同時に見ることができ、目が4つあるように見えるのが名前の由来で、水面近くを泳ぐのが特徴です。
【シン・マリホ水族館 宇井賢二郎館長】
「やはり上から見てほしいわけですよね。そうしたときに水の深さもなるべく下にして、水の中も目が見えるんだなと。ちょうどいい水位がありますので、お客さんにわかりやすく見てもらえるよう考えます」
訪れた人たちに楽しんでもらえるよう、スタッフたちは最後まで入念に準備を進めます。
【シン・マリホ水族館 宇井賢二郎館長】
「マリホ水族館が7年で終わったので、末永くみなさんに愛される水族館をここでつくりあげたい」
期待が集まるシン・マリホ水族館。
来週いよいよオープンです!
【飼育員】
「袋のまま一旦水槽に入れて水合わせを行っています。いきなり違うところの水に入れてしまうと魚がびっくりしてしまうので、大体(水の温度が)同じくらいになってから水槽に入れる流れです」
館長も加わりスタッフと作業を進めます。
水槽に入ったのは「ヨツメウオ」。
水中と水の上を同時に見ることができ、目が4つあるように見えるのが名前の由来で、水面近くを泳ぐのが特徴です。
【シン・マリホ水族館 宇井賢二郎館長】
「やはり上から見てほしいわけですよね。そうしたときに水の深さもなるべく下にして、水の中も目が見えるんだなと。ちょうどいい水位がありますので、お客さんにわかりやすく見てもらえるよう考えます」
訪れた人たちに楽しんでもらえるよう、スタッフたちは最後まで入念に準備を進めます。
【シン・マリホ水族館 宇井賢二郎館長】
「マリホ水族館が7年で終わったので、末永くみなさんに愛される水族館をここでつくりあげたい」
期待が集まるシン・マリホ水族館。
来週いよいよオープンです!
《スタジオ》
およそ200種類の生き物が展示される予定で、例えば、国の特別天然記念物「オオサンショウウオ」も展示されます。
広島市の安佐動物公園からやってきたそうです。
およそ200種類の生き物が展示される予定で、例えば、国の特別天然記念物「オオサンショウウオ」も展示されます。
広島市の安佐動物公園からやってきたそうです。
一方、こちらは「ハダカデバネズミ」という乾燥地帯に生息するネズミです。
水族館ですが陸の生き物も展示されるとうことで、工夫が凝らされた”都市型水族館”の再出発、楽しみですね!
【コメンテーター:元カープ・山内泰幸さん】
「限られた中で工夫をしているのが印象的でした。広島市内には、もとまち水族館もオープンしてお互いに特徴を出して競争してほしい」
広島の人達には、いろいろ選択肢が増えてたのしくなりそうです。
水族館ですが陸の生き物も展示されるとうことで、工夫が凝らされた”都市型水族館”の再出発、楽しみですね!
【コメンテーター:元カープ・山内泰幸さん】
「限られた中で工夫をしているのが印象的でした。広島市内には、もとまち水族館もオープンしてお互いに特徴を出して競争してほしい」
広島の人達には、いろいろ選択肢が増えてたのしくなりそうです。
