マツダ6月の国内生産8%減少 5カ月連続の前年割れ 北米向けのCX-90の生産減少が影響  

7/31(木) 17:20

自動車メーカーマツダの先月の国内生産台数は6万台で、北米市場に投入しているCXー90の生産減少が影響し、5カ月連続の前年割れとなりました。

マツダによりますと、先月の国内生産台数は前の年の同じ時期より8.4%少ない6万930台で5カ月連続のマイナスでした。
北米市場に投入しているCXー90の生産減少が、全体のマイナスに繋がったということです。

アメリカ向けの輸出は2万670台で、前の年から17.6%少なくなっています。
国内生産と輸出の減少要因について、マツダは「いずれもアメリカの関税措置への対策ではなく需要に応じたもの」としています。

また、販売台数は国内で7か月連続のプラスとなった一方、アメリカでは3万3385台で前の年を6.5%下回り、13カ月ぶりの減少に転じた5月に続いての前年割れです。
アメリカ市場の減少について、マツダは競合他社の販売促進による相対的なポジション悪化を要因に挙げています。