福山市民の「台所」福山地方卸売市場 全面建て替え整備にむけ起工式 新たに物流拠点も建設 

7/8(火) 11:45

福山市民の「台所」を担ってきた卸売市場が全面的に建て替え整備することになり、8日、起工式が行われました。

福山地方卸売市場は福山市引野町で1971年に開業し、備後圏域一の取引量を誇っています。

開業以来使用してきた施設は老朽化が進み、吹きさらしのため夏場の温度管理などに課題を抱えていました。

施設は現地で建て替えることになっていて、8日朝、関係者が出席して、起工式が執り行われました。

営業を止めることなく、完成した施設から順次、利用するということで、総事業費はおよそ102億円を見込んでいます。

また、敷地内には新たに運送事業者の物流拠点も建てられ、新鮮な農水産物を効率的に集められるようになるということです。

施設全体の利用開始は2029年度上期を予定しています。