若者の「初回献血者」は減少傾向 大学生の初めての献血を後押し 安田女子大学でキャンペーン

6/12(木) 17:49

今月14日の『世界献血者デー』を前に若い世代に献血の重要性を広く知ってもらおうと、広島市内の大学できょうキャンペーンが行われました。

広島市の安田女子大学で実施されたのは、学生を対象にした『初めて献血キャンペーン』。

【三反田夏歩記者】
「初めて献血する人にはこちらのモバイル用品がプレゼントされます」

初回献血者は減少傾向にあり、とくに県内の10代~30代はこの10年間でおよそ3割減少していて、若い世代の献血離れが深刻になっています。
12日は学生たちがパネルを掲げながら学内をまわって献血を呼びかけたこともあり、教職員や学生あわせて133人が協力しました。

【初めて献血した学生】
「一人で献血をするのが怖くて学校でなら安心してできるかなと思った。学校で実施してくれるのでそれがいいきっかけになった」

県赤十字血液センターの『初めて献血キャンペーン』は、常設の献血ルームだけでなく大学や専門学校を含む県内およそ50カ所で今月22日まで実施される予定です。