岸田前総理「就任祝う会」めぐる告発 検察審査会は「不起訴処分は相当」と議決

5/9(金) 17:05

3年前に開かれた岸田文雄前総理の総理就任パーティーを巡り、検察審査会は、政治資金規正法違反の容疑で告発され不起訴となった岸田前総理と後援会の代表らの処分は「いずれも相当」と議決しました。

2022年に開かれた「岸田総理就任を祝う会」をめぐって、市民団体などは、「後援会が主催したパーティーにもかかわらず任意団体が主催したと偽り、政治資金規正法違反にあたる」などとして、岸田前総理と後援会代表ら4人を告発していました。

広島地検は、去年8月に不起訴処分としましたが、市民団体などはこの処分を不服として検察審査会に審査を申し立てていました。

検察審査会は「裁定を覆すに足りる証拠がない」と判断。先月11日付けで、「不起訴処分はいずれも相当」と議決しました。