【広島あの日のきょう】”そばの神様” 広島の店幕下ろす(2015年)高橋名人の蕎麦受け継ぐ店は今も…

5/6(火) 17:38

「あの日のきょうにずきゅん」、テレビ新広島、放送50年の歴史の中から、あの日のニュースを振り返ります。

10年前の2015年5月6日『そばの神様』として全国のファンに愛され続けてきた高橋名人のお店が、その歴史に幕を下ろしました。

北広島町の山あいにあるそばの名店『達磨 雪花山房(だるま せっかさんぼう)』。
店主の高橋邦弘さんは、山梨県から移住し、この店でそばを打ち続けてきました。
最後の営業日となったこの日、県外からも多くのファンが駆けつけ、高橋さんのそばを味わいました。

【お客さん】
「さみしいですね、これでそばにはまったので」

【高橋邦弘さん】
「お客さんに喜んでもらえるそばが打てる限りそばは打ち続ける」

その後、高橋さんは大分県に移住し、再びそば店を開きましたが、2022年に弟子に店を譲り、現在は全国を蕎麦行脚しているということです。

(メモ)
高橋さんの蕎麦を受け継いだ店が広島県内にいくつかあります。
廿日市市の「蕎麦みやじま達磨」、広島市佐伯区の「手打ちそば無着庵」などで、高橋さんから受け継いだ蕎麦が楽しめます。