瀬戸内に初夏の訪れ告げる 福山・鞆の浦の観光鯛網

4/27(土) 18:00

福山市の鞆の浦に初夏の訪れを告げる「観光鯛網」がはじまりました。

福山市・鞆の浦の観光鯛網はきょうが今シーズンの初日。およそ30人の観光客が観覧船に乗り、勇壮な伝統漁法を楽しみました。

鞆の浦「観光鯛網」は、江戸時代から伝わる「しばり網漁法」という伝統的な漁を再現したもので2隻の「網船」が左右に別れて網を海に投じ、円を描くように魚を囲いこみます。

漁師たちが大きな掛け声とともに網を引くと、活きの良い鯛が次々と姿を表しました。
とれたての鯛はその場で販売され、客たちが次々と買い求めていました。

【観光客】
「広島市内から来ました。楽しかった。子どもも楽しめたので家族全員良かったと思います」「初めてです。しっかり観光鯛網を見ることができてすごく素敵でした」

鞆の浦「観光鯛網」はきょうと今月29日、5月は3日から6日まで行なわれます。