神石牛を使ったカレー300人分を被災者に振る舞う 広島・神石高原町の有志が能登地震被災地で炊き出し

4/23(火) 17:55

TSSのふるさと通信員から届いた地域の話題です。
神石高原町の有志が能登半島地震で大きな被害を受けた石川県珠洲市を訪れ炊き出しを行いました。

今月16、17日 珠洲市内の避難所で炊き出しを行ったのは神石高原町の観光協会や商工会などの5人です。

神石高原町でとれた米や野菜、名物の神石牛を使ったカレーを作り、避難所となっている中学校や公民館で300人分を提供しました。

炊き出しは、神石高原町に本部があり、現在も被災地で活動を続けるNPO法人「ピースウィンズ・ジャパン」の活動を支援しようと企画されました。

【被災者】
「こういった温かいものがもらえるっていうのは本当助かります」

【神石高原町観光協会・河相 道夫 代表理事】
「ピースウィンズ・ジャパンさんが(地震発生後)すぐに活動されておりまして、同じようにわが町の観光協会も助けになればと思いまして」

珠洲市では、市内6割にあたるおよそ2800戸で震災から3か月半以上がたった今も断水が続いていて、避難者には、観光協会から水やお茶も贈られました。