中間貯蔵施設 ボーリング調査始まる 反対住民が抗議の声 山口・上関町

4/23(火) 11:52

中国電力が山口県上関町に計画する、使用済み核燃料の中間貯蔵施設建設の可能性を探るボーリング調査が始まりました。

中国電力が所有する上関町内の敷地入り口で計画に反対する住民などが抗議の声をあげる中、ボーリング調査は午前10時過ぎから、始まったということです。

ボーリング調査が行われる場所は、上関原子力発電所建設予定地の近くで、中国電力は、原子力発電所の使用済み核燃料を保管する中間貯蔵施設の建設に向けた調査を実施する意向を示し、今年1月には、予定地の森林を伐採しています。

施設の建設を巡っては、周辺の市と町からも懸念の声が上がっていますが、中国電力は、上関町から地域振興策を求められ計画を提案した経緯や、施設の安全性について説明し理解を求めていくとしています。