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もまずに肩こりが楽になる「一人でできる筋肉ケアの極意」福山の整体師が考案

9/30(水)  20:53 掲載

(VTR)
新型コロナの影響で人との接触が制限される中、マッサージなど体のケアを躊躇する人も多いのも事実。そうした中、自分1人で出来るボディケアの方法があると聞いて、こちらのお店を訪ねます」

(スタジオ)
コロナ時代は、健康管理も「自助」の時代、ということで、福山市の整体師が考案し、本にもなった「マッスル・リセッティング」というセルフケアに注目します。
「筋肉を元の状態に戻す」という意味ですが、その特徴は「自分1人でもできる」ところです。

(VTR)
「マッスル・リセッティング」を考案し、研究をしているのが、福山市や尾道市で整体院を開業するファン・エンキさんです。

ファンさんの整体院にはスポーツ選手のほか、歌舞伎役者の片岡仁左衛門さん、そして、仙台市の僧侶で、仏教の中でも最も厳しい修行のひとつとされる『千日回峰行』を達成した、塩沼亮潤大阿闍梨など、各界の実力者が訪れています。

【福田】
「日頃から酷い肩こりがあるので、まず、私の体の状態からチェックしてもらいます」

【整体師・黄烟輝さん】
「右(肩)が緊張度が高い感じですね。盛り上がっている感じ。筋肉が疲れて緊張して盛り上がっている感じがあります。これ(肩の筋肉)を軽く持ち上げて少し首を(右肩側に)倒してこのように(肩の筋肉を)戻すだけです。今、痛い感じはしますか?(福・いや、全く、なんとも思いません)これがマッスルリセッティングの特徴なんですよ。痛くないように(筋肉を)緩めてやるだけで筋肉が緩んだという信号を脳に伝えにいってもらうんです。
脳がこれを察知して喜んでくれる。

(脳が)喜ぶと、緊張した筋肉にもうそんなに緊張しなくていいよと指示を出してくれるんですね。(福・あまり、こう、何かされている感じはないんですけど…)これが普段の『押す』とか『もみほぐす』と逆の発想で1分間か30秒くらい、ちょっと(緊張した筋肉を元の状態に)戻してあげるだけで、最後にちょっと振動をかけると…」

「押しますね。痛みをチェックしますよ。強く押しますけれど、さっきと比べてどうですか?」「(福・普通になったなと」「そうそう正常に戻る感じ」「マッサージとか何をしても、最終的な目的は正常な状態に戻ることなんですよ。

一生懸命その場でもみほぐすよりも人間自分自身が正しく元の正常な体位に戻れば全部良くなるんですよ」張りのある筋肉を手指でつまんで30秒程緩め、軽くマッサージ。体のどの部位でも要領は同じで1人でも、できます。

続いて、足のふくらはぎ。あまり出歩かず座る仕事が多いせいか、夜になると足にむくみを感じていました。肩をほぐしたのと同じように突っ張った筋肉を膨らませるように寄せて緩める感じ。力でもみほぐすのではなく、リラックスを促すのが「マッスル・リセッティング」の極意。ですが、この方法を考案するまでには長い苦難の道のりがあったといいます。

中国の医師免許を持つファンさんは、2003年、ある日本人経営者の招きで来日しましたが、予定されていた就職が叶わず、途方に暮れる日々もありました。それでも、一念発起して福山の大学で日本の福祉を学び2011年に整体院を開業。しかし、体を駆使する整体師の仕事を続ける中で、ファンさん自身の体が悲鳴をあげるようになったといいます。

【ファン・エンキさん】
「筋肉があちこち凝ってくるし指は腱鞘炎になるし、揉んでも揉んでも揉んでもずっと痛かったです。なぜかというとまた毎日仕事をするから。その日、本当に疲れてしまってもう揉む体力も力も元気もなくなっていました。

座って、こう支えたんです。自然に。この大胸筋を。1分間位したあとに、もう1回押したら…え!なんで痛みがないの!それでちょっとビックリして。揉んでなかったよ、さっき。それでもう痛みがない!

その中でわかったのは、痛みはただ筋肉の問題だけではないよ。脳がものすごく感じているよ。基本的には痛みは脳の危険信号であることがわかったんですよ。ならば、この危険信号をなくせば痛みをたくさん改善できるじゃないかと思ったんです」

自身の本も出し、既に日本での成功を手にしたかに見えるファンさんですが、「マッスル・リセッティング」にはまだ研究の余地があるとのこと。そんなファンさんが目指すものとは…

【ファン・エンキさん】
「私は自分が研究開発したものを自分だけで使おうとは全然思わないです。人生は何十年しかないから自分が開発したものをいかに早くもっと広く世の中に広げて教えてあげたいなとずっと考えています。もっともっと(マッスル・リセッティングを)充実させる。もっと効果を上げていくというのが一番の目標です」

(スタジオ)
ファンさんの整体院は、3ヵ月先まで予約で埋まるほどの人気だそうですが、例えば、私の場合、まだ自分でケアすれば大丈夫な体だということで、慌ててお店に来る必要はないと言われました。

そして、ケガをした人やリハビリ中の人など「セルフケア」が難し人こそ、整体などの施術を受けて、健康維持の一助にしてほしいと話していました。コロナ時代の自己防衛術に、こうした「セルフケア」を、日々の運動と共に加えてみてはいかがでしょうか。

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