2020年6月2日放送分
「今年の夏はいつも以上に要注意!今から始めよう!熱中症予防法」
ティーチャー

ATHER Sports Performance所属 管理栄養士・公認スポーツ栄養士 伊藤あゆみ

連絡先

〒739-0047
広島県東広島市西条下見5-1-24 ラポールこうのす102
TEL(082)424-8172

紹介

新型コロナウイルスの影響で4月から5月にかけての外出自粛により体力が低下していることや暑さになれていない状況が考えられるため、今年は例年とはからだの状態が違う可能性があることを自覚しておくが重要。特に今年はマスク着用による脱水症状への注意が必要となる。

熱中症予防法①
アスリートも実践!尿の色で脱水チェック
尿の色が薄く、多量にでるようであれば、体内の水分量が十分であるといえる。
逆に体内の水分量が減少すると色が濃くなり、量が減る傾向にある。
栄養ドリンクやサプリメントなどビタミンB2を多く含むものを摂取後は脱水とは関係なく色が濃くなることがあるので、摂取したものを意識しておくことも重要。
乳幼児は、おむつ交換のときや、トイレに行くときにお子さんの尿の色と量をチェック。
頻度が少ないときにも、脱水の可能性がある。


熱中症予防法②
朝食をとろう
人は寝ている間にコップ1杯~2杯程度の水分を発汗している。
朝食は寝ているあいだに進んだ脱水状態の回復に重要。また、水分や塩分の補給だけでなく朝の光を浴びて朝食を食べるということは体内時計がリセットされるというメリットがある。
体内時計がととのうと、夜に自然な眠気がおきるので、寝付きもよくなり、睡眠の質が高まり、
結果、熱中症のリスク要因ともなる睡眠不足の対策にも、体力アップにもつながる。

豆知識
ざるそばやそうめんといったの麺類のように、手軽に食べられるもの、暑さを癒やす冷たいものは、傾向として糖質中心のものが多い。
こういったものの頻度が増えると、相対的にたんぱく質や各種ビタミン、ミネラル類が不足しがちになり、エネルギーはとれていても体が必要とする栄養素が補えず栄養状態が悪くなることがある。
結果体力がおちてしまい、夏の疲れの蓄積につながる可能性がある。


熱中症予防法③
暑さに負けない体づくり
例年は汗ばむ程度の運動を2週間程度継続することで暑さに負けない体が獲得できるといわれているが2か月間の外出自粛で体力が落ちていることが考えられる今年は、体力回復に1か月くらいの時間を目安にしたほうがいい。
最初の1~2週間はおよそ20分の散歩や、家でのラジオ体操などかはじめて、3週目にはそのペースを倍にしてみる、4週目あたりからスクワットなどのエクササイズを加えていく。毎日継続して行う。
人間の体の中で最も大きな関節で大きな力を発揮するのが股関節で、そこを動かすことで、より大きな効果が期待できると考えられる。


ティーチャーからメッセージ
これからスポーツ活動を再開するアスリートにも今年は熱中症のリスクが高くなると、あらためて注意喚起がなされています。
外出できない日々が続いたことで例年よりも体力が落ちている可能性があること、暑さに対応する力がまだ十分ではない可能性があることを自覚して、体調をととのえ、無理なく活動を再開していただきたいと思います。

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