
2025年7月度 TSS番組審議会報告
2025年7月30日
TSS本社会議室
テーマ番組
『検証 フジテレビ問題 ~反省と再生・改革~』
<2025年7月6日(日) 午前10時放送>
委員からは
- どの段階でどういった判断がなされていたのかを丁寧に追っており、一定の評価ができる番組だった
- 会社としての1つ1つの対応が遅れたり、不十分だったのは、最初の段階で人権侵害の重大さを見誤ったからではないか
- 将来のフジテレビを担う方々の生の声や姿に触れていたことはよかった
- フジテレビには改めるべきところは改め、引き続き良いコンテンツづくり、公益に資する報道に邁進してもらいたい
などの意見が寄せられた。
これらを受けて、TSS代表取締役社長の箕輪幸人は、
- フジテレビ問題がビジネスと人権という大きな問題に発展したことや系列局も多大な影響を受けたことから番組審議会で取り上げた
- 検証番組を経てフジテレビも生まれ変わろうとしており、我々も同じような気持ちで番組制作や報道に携わっていきたい
などとコメントした。
また、TSS常務取締役の川上伸一からは、4月9日に人権尊重の責任を果たすための基本的な活動方針「テレビ新広島グループ人権方針」を公表したことなどを報告した。
出席者は以下の通り。
- <出席委員>
- 細井謙一委員長、渡邉直樹副委員長、嶋治美帆子委員、龍永和成委員、徳岡旭委員、信友直子委員、矢田幸己委員、山下ミカ委員(順不同)