TSSテレビ新広島

2020年5月度 TSS番組審議会報告

2020年5月29日

TSS本社会議室

審議

『うまれてくれてありがとう~Thank you for zero~』<3月28日(土)正午放送>

委員からは

  • 「タイトルと内容のズレは、良い意味で期待を裏切って今までと違うことにチャレンジした結果なのでは」
  • 「“矢野の家”の取り組みは、子育て中の母親たちにとって“うちでもできるか?”といった話し合いのネタになるし、福祉や行政にとっても参考になる」
  • 「庄司さんの“パパさんがいないよね”という言葉は、子育ての現状を象徴していて印象的だった」
  • 「助産師の話は、タイトルを最もよく表していた。この話をもっと深く掘り下げた方が面白かったのでは」
  • 「座談会で“母親が育児”という設定になっているのは、男性目線でしかない」
  • 「『Thank you for zero』の取り組みについては、初めての人にも理解できる説明や映像が必要」

などの意見が寄せられた。

これらを受けて、報道制作局専任局次長の角和信は

  • 「庄司さんは、第3子が生まれたばかりで、出産に立ち会われた経験もあり、とても家庭的で子どもを愛されているので、本番組に最適ではないかと考えた」
  • 「出産や子育ては、バラエティ寄りにできないことに気づき、ダイレクトに迫る番組へと切り替え、新しい方向性で取り組んだ」
  • 「広島市民病院の総合周産期医療センターの部分は、出産直後の方に取材をさせてもらう予定だったが、当日NGになり短くなってしまった」

などとコメントした。

出席者は以下の通り。

<出席委員>
松浦雄一郎委員長、細井謙一副委員長、徳永修委員、荒木史子委員、山下ミカ委員、熊平明宣委員、格清政典委員、藤本俊委員(順不同)
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