TSSテレビ新広島

2001年12月度 TSS番組審議会報告

とき:2001年12月5日(水)11時から

ところ:ホテルグランヴィア

議題

  1. 「年末年始編成」について
  2. 一年をふりかえって

議事に先立ち事務局から報告。11月のTSSの視聴者対応は364件で前月に比べ177件減少。
目立った大きな対応はなかった。

元廣和弘委員は今月をもって退任。来月より岡崎元紀氏が委員に就任予定。

(1)「年末年始編成」について

田井仲生取締役編成制作局長よりTSS年末年始特別編成について説明。
「忠臣蔵1/47」や「救命病棟24時新春スペシャル」、二夜連続の「愛と青春の宝塚」など強力なラインナップ。
自社制作では、「2001釣りごろつられごろ総集編」や「カープ夢のProProマッチ」など9本を放送する。

(2)一年をふりかえって

  • それぞれの番組にこめられた制作者の思いを改めて確認した。
  • 自社制作をする上でいろいろな制約があるということは理解できるが、その結果肝心な制作意図が伝わらないのでは作る意味がない。放送枠などもっと工夫すべきであり、会社としてそれを課題にして欲しい。
  • 若者が本を読まない傾向がますます進んでいる。テレビの役割は大きくなっており、期待も大きい。 役に立つ番組が少しでも増えればと願っている。
  • 月曜夜7時の「とことんブチバリッ!」について。ゴールデンタイムに放送する番組としては手軽に作りすぎていないか。貴重なローカル枠でやる意味をもう少し真剣に考えて欲しい。
  • テレビの影響は大きい。とりわけ言葉遣いの問題が大きく、まともな日本語が話せない人が増えている。
  • 番組制作者自身がぎりぎりのところまで追い込まれてこそ、人の感動を呼ぶ番組が出来るのではないか。
  • テレビ、地方局を取り巻く環境が大きく変わる中、自社制作のウェイトは大きい。「地元」ということを根底のテーマに、方向性をはっきりすべき。「自社制作番組は赤字」といってもなにより一番の「PR」。
  • 事件事故の多かった1年。報道の役割が問われた。バラエティは逆に目立たず、俗悪さが俎上に上ることも無かった。原因はともかくプロ野球の低落が目立った。

出席者は以下のとおり
岸田俊輔(委員長)、上野淳次(副委員長)、上野千歳、蔵本順子、福島光宏、末長昌子、村上栄一、元廣和弘

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