TSSテレビ新広島

2001年1月度 TSS番組審議会報告

とき:2001年1月23日(火)午前11時から

ところ:テレビ新広島会議室

議題

  1. 自社制作番組「広島同窓会バラエティ 元気にオヒサーッ!!」について
  2. 「メディア規制の動向を考える」

審議に先立ち、まず有澤社長からの新年挨拶のあと、事務局からBRO報告、青少年委員会の報告、12月は比較的少ない347件の視聴者対応状況の報告の後、審議に入った。

(1)自社制作番組「広島同窓会バラエティ 元気にオヒサーッ!!」について

  • 同窓会は良い企画だ。
  • ゲストの人選と動機づけ次第のところがある。
  • ローカル局ならではの作り方で住んでる人たちの目線を大切にしている。
  • 主役は同窓会なのか、スターなのか、わかりにくい。
  • 初回なので、雑然としていて、まだこなれていない感じがした。
  • 広島出身の有名人にスポットを当てた同窓会にしてはどうか?

制作に当たっている池本逸司プロデューサーからは、コンセプトとして「同窓会の仲間を通じて広島をみるバラエティ」をめざし、「温故知新」で、学校のこと、家族のこと、地域のことを演出してみる番組を企画した。時間がない中、インパクトのある人選のつもりだった。と制作の考えを述べた。

(2)「メディア規制の動向を考える」

  • メディア規制はあるべきではない。
  • メディアが氾濫していて受け手側に考える力がなくなっている。
  • メディアの送り手側で品質管理をしっかり行う必要がある。
  • これからは視聴者が選択する時代になる。
  • 受け手側もどう受け止めるかという力を持つ必要がある。

こういった発言を受け、会社側から「制作者の自律が必要だ。同時に受け手のメディアリテラシーの向上も必要だ。」「制作者の倫理と視聴者の倫理が隔離している。」など意見交換を行った。

出席者は以下の通り。
岸田俊輔(委員長)、上野千歳、仁田一郎、大野徹、蔵本順子、末長昌子、原口倫子、村上栄一、元廣和弘(順不同・敬称略)

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