「島の時間、育つ絆」
しげちゃん
大阪を離れ、この島に移り住んで約10年。最初は右も左も分からなかったけれど、島の人たちは温かく迎え入れてくれました。 この畑の島のお父さん(私たちは”しげちゃん”と呼んでます)もそのひとり。土のこと、風のこと、作物の育て方だけでなく、島の暮らしの知恵をたくさん教えてくれました。 今では、4人目の娘もすっかり「島の孫」。しげちゃんのそばで、紫蘇の葉を揺らす風を感じながら育っています。 家族のかたちは、血のつながりだけじゃない。島で育まれる絆が、私たちの暮らしを豊かにしてくれています。 「島の風に触れる」 この島で育つ日々、その尊さを伝えたい。