「シン・マリホ水族館」ついにオープン!海や川の魚、陸の生き物まで約200種類・1500匹展示 広島

12/2(火) 18:38

【野川 諭生 アナウンサー】
広島市西区の商業施設アルパークに「シン・マリホ水族館」がついにオープンしました。私も早速朝から行ってきました。

「シン・マリホ水族館、物語の始まりです」

去年12月に閉館した「マリホ水族館」の思いを引き継いで、2日再出発した「シン・マリホ水族館」。
午前10時のオープンと同時に多くの人が訪れました。

【訪れた人】
「韓国からシン・マリホ水族館を見るために広島に来ています。広島で留学をしていたころにマリホ水族館によく通っていて、本当にいい水族館で水族館に通う楽しさを教えてくれた場所」

最初に出迎えてくれるのは瀬戸内海の魚たちです。

【野川アナ】
「広島湾に生息する私たちにとって身近なアナゴ。この距離でにらめっこすることもできます。勝てるかな?」

コンセプトは「一滴の水から始まる物語」。
海や川の魚をはじめ陸の生き物まで、およそ200種類・1500匹を展示しています。

谷を流れる『渓流』をイメージして作られたメインの水槽には、広島県の天然記念物で絶滅の危機にある「ゴギ」の姿が…。
広島の自然を多くの人に知ってほしいという願いが込められています。

【訪れた人】
Q:水族館どうですか?
「楽しい!」
「娘もすごく喜んでいて、来てよかったなと思います。家からも近い場所なので年間を通して何回も来れる楽しめる場所だと思います」

韓国から訪れた男性も新たな『水の世界』を楽しんでいました。

【韓国から訪れた男性】
「食べられる身近な魚を展示してくれて、生きているときはこういう形で、こういう泳ぎ方をしているのをちゃんと見せてくれているのが日本の水族館の魅力だと思います」

陸上の生き物たちがいる新しいエリアでは…

【野川アナ】
「こちらはニホンリスのエリアなんですが、こうして足元の視点から楽しむことができます。運がよければ餌やりのシーンも見ることができますし、見上げるとしっぽがちょっと見える!」

動物たちを間近で見た子どもたちも、うれしそうです。

【シン・マリホ水族館 宇井 賢二郎 館長】
「皆様の散歩コースになりたいと思っています。気軽に来てほしい、たくさん足を運んでほしい。小さいながらも見どころある水族館を作り上げましたので、生き物がよく見れる水族館として皆様に親しんでいただければと思っています」