福山市で自動運転バスの実証実験始まる 運転手不足解消にむけ 来年9月にも有料運行開始の予定 広島

12/2(火) 17:20

バスの運転手不足解消などにつなげようと、福山市で自動運転バスの実証実験が始まりました。

福山市で、1日始まった自動運転バスの実証実験。
JR福山駅からエフピコアリーナまでの往復5.4キロを最大時速40キロで走ります。
ドライバーが運転席に座った状態で自動運転をする「レベル2」での運行で、車線変更や右折・左折も自動でおこないます。

国内屈指の実績を誇るベンチャー企業とタッグを組み、2027年度に特定の条件のもとでシステムが自動運転をする「レベル4」の実現を目指します。
今回のコースは、全国的にみても難しいとされる場所を通ります。

【毛利祥子記者】
「ここが最大の難所。複数車線での右折です。対向車がいない状態でスムーズに曲がっていきます」

【ティアフォー ビジネスマネージャー・深沢朋樹さん】
「福山市は結構自転車が多いかなと思っているので、対策を検討したいと思っている」

来年3月まで市民を乗せての実証実験が行われ、順調に進めば9月をめどに有料での通常運行を行うことにしています。