JR福山駅前の再整備 新たに2つの整備案を発表 広場とバスターミナルの分散案と併設案 広島・福山市

12/2(火) 11:46

JR福山駅周辺の再整備計画をめぐって福山市は新たに2つの整備案を示しました。

福山駅前の再整備では、当初検討されていた駅南側のバスターミナルを北側に移設する案が見送られ、南側に広場と交通機能を集約する方向で議論が進んでいます。

1日に開かれた会合で福山市は、駅前を全面的に広場にしてバス乗り場などを周辺の道路に分散させる案と、広場とバスターミナルを併設する案を、新たに発表しました。

事業は基本計画の策定からおよそ7年かけて整備する見通しで事業費は40億円から50億円を見込んでいます。

会合ではバスターミナルは駅に近いほうが便利との声がある一方で、混雑の懸念も指摘されました。

【福山駅前広場協議会・清水義次座長】
「(これからの)福山のまちが継続していけるかという観点が一番の基本ではないかと思います。もうちょっとだけ時間をかけて議論し尽くした方がいいのではないか」

市は今年度末までに基本計画をまとめる方針です。