広島県内14年ぶりに私立高校開校 「IT駆使した地域の担い手育成を目指す」通信制高校 広島・府中町

2/4(火) 17:23

今年、新たに開校する通信制の高校「シンギュラリティ高等学校」のキャンパスが、広島県の府中町に完成し、関係者にお披露目されました。
広島県内で私学の高校が開校するのは14年ぶりです。

安芸郡府中町のJR向洋駅近くに完成したのは、通信制の「シンギュラリティ高等学校」です。

竣工式には地元の教育界や政財界の関係者およそ30人が出席し、完成を祝いました。
シンギュラリティ高校は、通信制の高校で「ITを駆使した地域の担い手の育成」を目指しています。

向洋キャンパスは地上5階建てで、マツダスタジアムやエディオンピースウイング広島も手掛けた建築家の仙田満さんが設計しました。

学校の目玉とも言えるeスポーツエリア。
最新の設備を導入し、競技力やチームワーク、戦略的思考を養います。

特色あるフロアを結ぶ階段室には本棚が設けられ、生徒は教室を移動しながらいつでも本に触れることができます。

【学校法人幸和学園・新谷耕平 理事長】
「ワクワクドキドキするようなそういう場にしていきたい。これからの時代は『AIとの共生社会』というのがキーワードになってくると思う。色んな技術を駆使して、最高の学びを提供したいと思ってます」

生徒それぞれの多様な学びを応援するシンギュラリティ高校は、今年4月に開校します。